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公開日:2025/07/29 更新日:2025/07/30

まずは「体質と症状」で選ぶ漢方薬

漢方薬は、症状を一時的に抑えるのではなく、体のバランスを整えることを目的としています。 体質や悩みに合わせて選ぶのが基本です。 ◆桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 血の巡りを整え、のぼせ・肩こり・月経痛に。冷えのぼせがある方に。 ・更年期障害(頭痛、めまい、のぼせ、肩こり等) ・月経困難 ・月経不順 ※男性の更年期症状に対しても使用することがあります ◆当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 血や水の不足を補い、冷え・むくみ・貧血傾向に。妊活中の体調ケアにも。 ・更年期障害(頭重、頭痛、めまい、肩こり等) ・倦怠感 ・貧血 ・月経不順 ・妊娠中の諸病 ◆加味逍遙散(かみしょうようさん) 自律神経の乱れを整え、イライラ・不眠・更年期のゆらぎに。 ・更年期障害 ・冷え性 ・血の道症 ※血の道症とは、女性の体に特有のホルモン変化や出産などに伴って起こる、心身のさまざまな不調を総称する言葉です。現代でいうPMS(月経前症候群)や更年期障害など、女性ホルモンのゆらぎによる不調全般のイメージです。 ◆十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう) 皮膚のかゆみ・吹き出物など、ホルモン変動期の肌トラブルに。 ・急性湿疹 ・化膿性皮膚疾患 ・じんましん ◆抑肝散(よくかんさん) 神経の高ぶりや不眠、精神的ストレスが気になる方に。 ・神経症 ・不眠症 ◆半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) のどのつかえ感・不安感・緊張で息苦しさを感じるときに。 ・咽喉頭異常感症(喉に何かつかえているような感覚) ・神経性咳嗽 ・不安神経症 ◆芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう) 急な生理痛・こむら返りに。即効性が期待できる処方。 ・急な腹痛(特に月経痛) ・こむら返り(夜間下肢けいれん) ・筋肉けいれんや突発的な痛み ◆中将湯(ちゅうじょうとう) 血行を促し体を温めることで、月経痛や冷えを和らげる処方。 ・月経困難症(生理痛) ・月経不順 ・冷え性 ・更年期障害に伴う症状

デリケートゾーンのケアに役立つ外用薬

デリケートゾーンのかゆみ・炎症・赤みは、「恥ずかしいから」と我慢してしまう方が多いのですが、放置すると悪化したり膣炎へ進展する可能性もあります。 特にかゆみや不快感は、清潔にしても繰り返すことがあり、早めのセルフケアが大切です。 ◆フレディ(第1類医薬品) 膣カンジダの再発に使われる市販薬。膣内に直接作用することで原因菌にアプローチします。 ※初めての症状や強いかゆみ・おりものの異常がある場合は、必ず婦人科を受診してください。

PMSや生理痛には一般用医薬品も選択肢に

生理前や生理中の不調は、我慢せずに市販薬を活用して快適に過ごすことが可能です。 ◆ロキソニンS(第1類医薬品) プロスタグランジンの働きを抑え、子宮の過剰な収縮を抑制。生理痛の第一選択肢として広く使われています。 ◆ロキソニンSプレミアム(第1類医薬品) ロキソプロフェンに、鎮静成分(アリルイソプロピルアセチル尿素)、胃を守る成分(メタケイ酸アルミン酸マグネシウム)を配合しています。 ◆ロキソニンSプレミアムファイン(第1類医薬品) ロキソプロフェンに、胃を守る成分(メタケイ酸アルミン酸マグネシウム)を配合しています。さらに生理痛のメカニズムから考えた「子宮の過度な収縮」「血行不良・冷え」に対しての生薬由来の成分を配合しています。 ◆プレフェミン(第2類医薬品) 植物由来のチェストベリー乾燥エキスを配合。ホルモンバランスに作用し、イライラ・気分の落ち込み・乳房の張りなどPMS特有の症状をやわらげます。 ※効果発現には数週間の継続が必要となります。 ◆命の母ホワイト(第2類医薬品) 11種類の生薬を組み合わせた処方。PMSや月経不順、生理痛など幅広い不調に対応し、体質改善を目的とした長期的ケアに向きます。

更年期のセルフケアに役立つ市販薬

女性ホルモンの分泌は年齢とともに変化し、更年期には心身にさまざまな不調が現れやすくなります。 病院での治療も選択肢ですが、まずは市販薬でのセルフケアを試してみるのも一つの方法です。 ◆ヒメロス(指定第2類医薬品) 膣粘膜に塗布することで少量でも良好な吸収が期待できます。女性ホルモンの変動による冷え・ほてりなどの更年期の不定愁訴に。また、不感症(陰部の乾燥、濡れ不足)にも効果が期待できます。外用薬という安心感があり、身体をやさしくサポートします。 ◆バストミン(指定第2類医薬品) 腕や足、外陰部への塗布で補充できる安心の女性ホルモンクリーム剤。女性ホルモンに働きかけ、月経困難症やPMS、更年期に伴う心身の不調に対応。少しずつ塗ることで低用量のホルモン補充が期待できるので、自然に近いケアを希望する方に。

どんなときに医療機関を受診するべき?

市販薬やセルフケアで改善できる不調もありますが、中には放置すると悪化するケースや、市販薬だけでは対応できない症状もあります。 次のような場合は、迷わず婦人科や内科を受診してください。 【生理に関するサイン】 ・鎮痛薬を飲んでも耐えられないほどの強い生理痛 ・出血量が急に増え、夜用ナプキンを頻繁に替えても漏れる ・生理が毎回極端に短い・長い、または不規則に続く ・生理のたびに強い貧血症状(立ちくらみ・動悸・息切れ)がある 子宮筋腫や子宮内膜症など、病気が隠れている可能性があります。 【デリケートゾーンの症状】 ・強いかゆみや痛みが続く ・おりものが黄緑色・茶色など異常な色で、悪臭を伴う ・出血や膿のような分泌物がある ・発熱や下腹部の強い痛みを伴う →細菌性膣炎・カンジダ膣炎・性感染症などの可能性があるため、早期受診が安心です。 【更年期やPMSに関連するサイン】 ・気分の落ち込みや不安が強く、生活に支障がある ・ホットフラッシュやのぼせが頻繁で、日常生活がつらい ・不眠や頭痛が続き、セルフケアでは改善しない →ホルモン補充療法(HRT)や、漢方薬・薬物治療が有効な場合があります。 【そのほか注意すべき症状】 ・腰痛や下腹部痛が慢性的に続いている ・排尿時に強い痛みや違和感がある ・セルフケアを2週間以上続けても改善しない →「市販薬で様子を見てもいいのかな…」と迷ったときこそ、早めの受診が安心につながります。

まずはセルフケアの第一歩を

婦人科系の不調は、「我慢すればそのうち治る」と思われがちですが、適切な市販薬やセルフケアで大きく改善できることが多いもの。 症状や体質に合ったケアを選ぶことで、毎日をもっと快適に過ごせます。 楽天ショップでも、信頼できる商品を手軽に選ぶことができます。