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プリザーブドフラワーとは

公開日:2025/06/18 更新日:2025/09/13

今さら聞けないプリザーブドフラワーとは?

「プリザーブド/preserved」とは英語で「保存している」という意味。 よく「ブリザードフラワー/blizzard」と間違えられることがありますが、決して凍らせて作っている訳ではございません。 まるで生花のように生き生きしている、フランス生まれの新しいタイプのお花です。 生花に特殊加工を施すことにより、水なしで鮮やかな色とみずみずしさを保ちながら、保存状態にもよりますが、長期間、美しさを保つことが可能といわれています。 水の世話や花が枯れた時の後始末を考えなくても良く、プレゼントに大変喜ばれています。 花粉がでないので、お見舞いにも安心です。 加工方法については、植物によって異なり、メーカーによっても各々ノウハウがあるようです。 市販品のプリザーブド加工液を使って、 自宅で咲いた花を、プリザーブド加工することも可能です。経験はありませんが、工程も多く、思っていたようなプリザーブドフラワーを作るのは難しいようです。 Fineのプリザーブドフラワーは、信頼のおける国内メーカー「大地農園 Earth Matters」を中心に、海外メーカーの花材も使用してアレンジを製作しています。 一部の花材は、FiNEオリジナルで製作して頂いているものや、実はFiNE独自で色付けしているお花もあります。 ということで、ここからは大地農園の工場見学でお勉強してきたプリザーブドフラワー加工についてご紹介!

プリザーブドフラワーの加工方法

1. 花の選別 ~美しさはここから始まる

●ローズ・カーネーション・ダリアなどの代表的な花材 「プリザーブドフラワーの美しさは、加工する前の“生花”の状態でほぼ決まります」 そう話してくださったのは、長年プリザーブド加工を手がける現場スタッフの方。 日本だけでなく、世界中から届く生花たち。その一輪一輪に丁寧に向き合い、届いてから1~5日かけて“咲かせる”工程から始まるのだという。 加工に適しているのは、咲ききる手前──七分咲きくらいの新鮮な花。咲きすぎてしまった花は、どんなに美しくても使わない。 「花の鮮度がすべてと言ってもいいくらい。だからこそ、花が咲き進むスピードに合わせた温度管理が欠かせません」 冬はミストや温度調整で咲かせ、夏は咲きすぎを防ぐため冷蔵庫に。季節によって調整しながら、最も美しい瞬間を見極めていく。 使用するのは、つぼみではなく、自然に開いた状態の生花。花市場から届いたその日から、スピード勝負の選別と検品が始まる。 作業場は一年中ほぼ一定の温度・湿度で管理されており、入荷当日にプリザーブド加工まで行うことも。 検品では、ボリューム、色味、柔軟性、乾燥具合、傷み、型崩れ、花びらの裂けまで細かくチェック。わずかな傷でも見逃さず、品質に満たないものはこの段階で除外される。 「すべては、手に取る方に“生花のような美しさ”を感じてもらうために」 加工に入る前の見えない時間こそが、プリザーブドフラワーのクオリティを左右している。そんな現場の丁寧な手仕事が垣間見える

2. 花の命を“止める”脱水漂白処理

選び抜かれた花たちは、次に“脱水”という大切なステップへ進みます。 専用の脱水液に花をじっくり浸し、時間をかけて水分と天然の色素を取り除いていきます。たとえば真紅のバラも、この工程を経ると、真っ白に――。 「だからこそ、生花には存在しない“青いバラ”や“黒いバラ”といった幻想的な色も表現できるんです」 と担当スタッフの方。色をリセットしてから、好きな色に染め直すことで、花の表現力がぐんと広がる。プリザーブドフラワーの良いところですね。

3.花に命を吹き込む液

脱水後の花には、グリセリンやエタノールを主成分とする保存液と着色料を吸収させていきます。 この保存液が、プリザーブドフラワー特有の「しなやかな質感」と「長期保存」を叶える大きな要素。 保存液にはさまざまな種類がありますが、大地農園では化粧品にも使われる成分を用いているとのこと。安価に仕上げるために有害なメタノールを使用するメーカーもあるなか、大地農園では安全性の高い「エタノール」を採用し、人体への影響にも配慮しています。 「安心・安全であること」は、加工するうえでも、贈り物として選んでいただくうえでも大切なポイントですね。 ただし、染色の際には茎やガクまで同色になり、単調な仕上がりになってしまいます。それがプリザーブドフラワーの唯一の難点かな。 そこで、茎と花を別々に加工し、後から丁寧に組み合わせることで、よりリアルな一本の花として仕上げるも手法が出てきました。FiNEでも早速取り入れ、デザインの幅が一気に広がりました。

4. 美しさを固定する、最終の乾燥工程

仕上げは“乾燥”。 自然乾燥または低温乾燥によって、プリザーブドフラワーは完成へと近づいていきます。 乾燥の方法は花材によって異なりますが、一般的には40〜59度の低温環境で10〜15時間ほどかけて行うそう。 一輪一輪がちょうどよい状態になるよう、乾燥の温度と時間も細かく調整されているとのことでした。 こうして、選別から約1週間〜10日ほど。 丁寧な工程を経て完成したプリザーブドフラワーは、数年にわたって美しさを保ち、特別な瞬間を彩ってくれるのです。

●その他の加工方法

・吸い上げ加工(杉などの枝もの) 植物自身の水分を吸い上げる力を利用した方法で、茎をカットした状態で保存液を吸わせる技術です。 吸い上げ力は花の鮮度に大きく左右されるため、ここでも鮮度の高い状態での加工が不可欠になります。
・グラデーション加工 グラデーション加工されている花材もございます。それは単色に加工された後に、異なるカラーを吹き付けたり、垂らしたり、吸い上げたりと2次加工することで、生花のようなグラデーションカラーを再現しています。 グラデーション加工したお花は、生花そのもの!Fineのアレンジには欠かせない存在。年々進化していますので、今後も楽しみな花材です。

最後に

きれいなだけじゃない。 プリザーブドフラワーの裏側には、花を知り尽くした人たちの手仕事と技術がぎっしり詰まっていました。 その背景を知ると、「もっと大事にアレンジしよう」と自然に思えてきます。 これからも、そんな花たちに敬意を込めて、心を動かす作品を作っていきたいです。

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更新日02/0902/0202/08集計

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