今回は、ちと特殊なレビューを投稿する。
ワインダーが動かなくなる原因はゴム製駆動ベルトの劣化・破損が主。メカトラブルや電子基板の故障も無くはないが稀。15個以上購入し不具合時いちいち分解してるから嘘じゃない。逆に設計自体は超優秀ってこと。だからゴム切れだけで買い替えって理不尽極まりない。ワインダーが可哀そう。メーカーは百も承知。消耗品のゴムベルトだけ売ってくれれば済むんだケド、儲からないから絶対やってくれない。もっともユーザーが自ら部品交換するかって話。でも裏ブタ開けて輪ゴムを架け替えるだけで復活するとなればどう?
本製品にもSHOPにも文句はない。そこで自ら実践してる、新調せずに延命させる術を紹介する。少々技術を要するがこの方法で実際数機が再生復活し稼働中。モーター音はしてるのに動かず、回転部を手で廻すと抗うことなくクルクル回ってしまう場合に適用率が高い。
1)裏面4本のネジを外し、裏蓋をめくって紫(or 白)の楕円状の枠内に切れた黒い輪ゴムがあったら不幸中の幸い、取り出す。もし同長径の輪ゴムを探し、調達できればそれに取り替えるのが最短解決。
2)代替物がなきゃ、破損輪ゴムを拡大鏡等を使い裂け方を確認しながら瞬間接着剤で慎重かつ丁寧に繋ぐ。ココ一番大事。ビニール袋とか敷いてその上に置いて作業すると楽、普通の瞬間はポリ系に接着しないからくっついても大丈夫。
3)ゴムを各所曲げてみて、輪ゴムが劣化した時に見られるボロボロした箇所があれば、その亀裂にも瞬間を少量流し込むとよい。
4)数時間置いて、はみ出た接着剤(特に内側と側面)を、バリを取る(or皮を剥ぐ)要領でカッターナイフ等で慎重に削る。
5)接着面が広いと柔軟性が損なわれているので、無理せずそーっと摘まむように曲げながら均一に柔らげる。引っ張りは禁止。
6)再生させた輪ゴムを本体の大小のプーリーにゆっくり引っかけて終了。電源供給し、廻りだせば成功。スリップしてうまく廻らないのは輪ゴムの柔軟性の悪さが原因、再度ゴムを丁寧に曲げながら馴染ませる。2つのプーリーの溝をジッポーオイルかアルコールを染み込ませた綿棒でゴシゴシ拭くのもスリップ改善に効果的。
最後に、『ゴムが切れた』=『劣化している』 という事実は免れない。別の箇所がすぐまた切れて再補修が必要となる可能性は大。そこはご理解の上、さぁ、ダメもとでお試しあれ!