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お風呂にどうしてアヒルを入れるのか?

公開日:2025/04/22 更新日:2025/05/13
お風呂に入れる玩具といって思いつくものはなんでしょうか? おなじみの黄色いアヒルさんもそのひとつ。 浮かんでいるだけで、なんとなく癒されますね。 では、なぜこの黄色いアヒルさんをお風呂に入れるようになったのでしょうか?
この黄色いアヒルさんの名前はラバー・ダック。 19世紀後半のゴム製造の開始に関連する。 最初期のラバー・ダックは、硬質のゴムで作られた。 お風呂嫌いの子どもが、少しでも楽しめるようにと、お風呂にアヒルのおもちゃを浮かべたのが始まりだそうです。
アメリカ合衆国の映画監督・プロデューサー・人形使いのジム・ヘンソンは1970年にラバー・ダックを大衆化しました。 『セサミストリート』の人気キャラクター、アーニーの愛玩具が「ラバー・ダッキー」(Rubber Duckie)という設定で、同名の「ラバー・ダッキー」という歌を歌いました。
少数の熱心な人がラバー・ダックを収集しています。 2007年の『ギネスブック』によって、1,439種の異なるラバー・ダックを収集したシャーロット・リーが世界記録保持者として認定されました。
1992年1月29日、香港からタコマに向かう途中のコンテナ船が悪天候に巻き込まれ、中国製の約30,000個のラバー・ダックなどを積んだ海上コンテナが太平洋上に落下しました。 破損したコンテナ外へ漂流し始めたラバー・ダック達はそのまま潮流に乗って南下、3分の2がインドネシアやオーストラリア、さらに南米沿岸に漂着したが、残りの3分の1が南米から北米の大陸沿いに太平洋を北上。 1年後にはアラスカに到達していることが確認され、さらに西へと進んだものが、3年後には日本に漂着して太平洋をほぼ一周するに至りました。 そのうちの一部はベーリング海峡を抜けて北極海に入り、その氷に閉じ込められたまま移動したと見られ、8年後の2000年に大西洋域に達したラバー・ダック達が氷から離れて漂流を再開、2003年には北米大陸の北大西洋域で確認されるようになります。 2007年、英タイムズ紙がこれを伝え、ラバー・ダックはイギリス・アイルランド沿岸に向かっていると報じました。
さまざまな影響を受け お風呂に入れる玩具=黄色いアヒルさん と定着したラバー・ダックですが、 定期的に消毒などをして乾燥保管をおすすめします。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』