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【谷松】133年の歴史をもつ谷松のこくせん

公開日:2025/10/28 更新日:2025/10/28

飛騨の人に親しまれてきた、素朴なおやつ

「こくせん」は江戸時代から親しまれてきた飛騨の伝統駄菓子。 ごまや落花生などを煎り、水飴やきな粉と混ぜて固めた、素朴でやさしい味わいです。 「穀物を煎る」ことから「穀煎(こくせん)」と呼ばれるようになりました。 飛騨で最も古い駄菓子のひとつとも言われ、今も地元で愛されています。

133年の歴史をもつ、谷松の「こくせん」

保存料や着色料を使わず、昔ながらの製法で一つひとつ手作り。上品でやさしい甘さと“かりっ”とした食感が特徴です。甘さ控えめだからこそ、ごまや落花生の風味が際立ちます。 人気No.1の黒胡麻こくせんは、噛んだ瞬間に香ばしい香りが広がり、つい手が止まらなくなる美味しさ。5代目店主・谷悦朗さんも「お酒のつまみにもぴったりなんやさ~」と太鼓判を押しています。

軽やか食感を支えるすり減った前歯と職人魂

この軽やかな食感は、創業以来、職人の五感だけを頼りに作られてきました。 悦朗さんも歯で仕上がりを確かめ続け、その結果…前歯が少しずつすり減ってしまったそうです。 「前歯が欠けてるんやさ~」とにこやかに語る姿に、驚きのあまり、思わず言葉を失いました。 こくせん作りに懸ける職人魂にただただ圧倒されました。

ファンは時代を超えて、海外にも✈️

気さくな悦朗さんのもとへは、最近外国からのお客さまも多く訪れます。数十か国語で挨拶を交わし、温かく迎えてくれるのも魅力のひとつ。 6代目・元揮さんもスペイン語を学び始め、交流を楽しんでいます。 また、ほぼ毎日宮川朝市に出店し、悦朗さんが店先でベースを奏でることも。ちょっとしたライブのようで、思わず足を止めたくなる光景です。 高山に来たら、ぜひ谷松商店へ。明るいご夫婦が笑顔で迎えてくれますよ。

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