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無垢材と突板の違いとは?長く使う木製品に無垢材を選ぶ理由 ■人と木のコラム

公開日:2026/07/14 更新日:2026/07/14

よく聞く無垢材と突板(つきいた)

木製の家具やインテリア用品を選んでいると、「無垢材」や「突板」という言葉を目にすることがあります。 どちらも表面に天然の木が使われているため、写真で見ただけでは違いが分かりにくいかもしれません。しかし、木製品の構造や使い続けたときの変化には、大きな違いがあります。 私たちは、木が本来持つ質感や温かみを感じながら、家族と一緒に長く使っていただきたいという思いから、無垢材を使用した商品づくりを大切にしています。 今回は、無垢材と突板の違いと、私たちが無垢材を選ぶ理由をご紹介します。

無垢材とは

無垢材とは、丸太から切り出した木を、そのまま板や部材として使った素材です。内部まで天然木のため、木口や側面にも木本来の質感が現れます。 木目や節、色合いは一つひとつ異なり、同じ表情のものはありません。その個性も、無垢材ならではの魅力です。 私たちが作りたいのは、購入した瞬間だけ美しい商品ではありません。 子どもの成長を見守り、家族の暮らしの中で使われ、傷や色の変化も含めて愛着を持っていただける商品です。 季節によるわずかな変化や、使うほどに深まる風合い。均一ではないからこそ感じられる自然の木の魅力を大切にしています。 長く使い、お手入れを重ねながら、いつか家族の思い出が宿る一品になる。そんな木製品をお届けしたいという思いから、私たちは無垢材を選んでいます。

突板とは

突板とは、天然木を薄くスライスした板のことです。 一般的には、合板やMDFなどの基材の表面に突板を貼り、家具や内装材として使用します。表面には本物の木が使われているため、木目の美しさを楽しめる素材です。 少ない木材から多くの製品を作りやすく、価格を抑えやすいことや、反りや収縮が起こりにくいことは、突板のメリットです。大きな面を均一に仕上げたい場合にも適しています。 一方で、木の部分は表面の薄い層に限られます。深い傷や欠けができた場合には、内部の基材が見えてしまうことがあり、無垢材と比べて補修方法が限られる場合があります。

無垢材を選ぶ5つの理由

1.木そのものの質感を楽しめる 無垢材は、表面だけでなく内部まで天然木です。 手触りや木口、角の部分まで、木本来の温かみを感じられます。 2.一つひとつ木目が異なる 木目や節、色の濃淡には、それぞれ個性があります。 同じ商品でもまったく同じ表情はなく、一点ものの魅力を楽しめます。 3.使うほどに風合いが深まる 無垢材は、時間とともに色や艶が変化します。 傷や色の変化も、家族と過ごした時間の一部として味わいになります。 4.補修しながら長く使える 内部まで木でできているため、浅い傷や汚れは、研磨や再塗装で目立ちにくくできる場合があります。 買い替えるのではなく、お手入れしながら使い続けられる素材です。 5.長く暮らしに寄り添う 丈夫な無垢材の家具は、用途を変えながら長く使えます。 子ども用の家具として使った後も、収納棚などとして暮らしの中に残せます。

子どもから大人まで長く使えるアイテム

違いを理解して、暮らしに合うものを

無垢材は天然素材のため、湿度の変化によって反りや割れが生じることがあり、価格も高くなる傾向があります。 一方、突板は価格を抑えやすく、軽量で、寸法が安定しやすい素材です。 どちらにも良さがありますが、木そのものの質感や経年変化を楽しみ、補修しながら長く使いたい方には無垢材が適しています。 見た目や価格だけでなく、それぞれの特徴を知り、暮らしに合った素材を選ぶことが大切です。