HDBaseT(エイチディー・ベースティー)とは?
公開日:2025/06/30 更新日:2025/07/29LANケーブル(Cat6以上)1本で、映像・音声・制御信号などを長距離伝送できる技術規格です。
HDMIケーブルが長くなると信号劣化しやすいのに対し、HDBaseTを使えば最大100mまで安定して伝送できます。
✅ HDBaseTの特徴(HDMI延長との比較)
✅ HDBaseTの用途例
🎥 プロジェクター/天吊りモニターの配線
🏫 会議室・教室・講堂での長距離HDMI伝送
🏥 医療・工場内での映像表示設備
🏢 サイネージ/店舗ディスプレイへの延長
🎮 ゲーム配信環境での映像分配+遠隔操作
✅ 用語補足
PoC(Power over Cable):LANケーブル1本で「電源も供給」できるHDBaseTの便利機能。受信機に別電源不要。
IR(赤外線制御):テレビなどのリモコン信号も延長可能。
RS232:業務機器の制御信号を送るための端子(遠隔操作に使う)。
✅ HDBaseT 規格別 機能比較表(1.0 / 2.0 / 3.0)
🔍 ポイント解説
HDBaseT 1.0:
最も普及している基本規格。フルHDや4K@30Hzまでならこれで十分。
HDBaseT 2.0:
高解像度・4K@60Hz(4:4:4)まで対応し、制御系にも強い。業務用途で主力。
HDBaseT 3.0:
HDMI 2.1に準拠。8Kや4K120Hzも扱えるが、高価かつ製品数はまだ少なめ。
📡 HDMI長距離伝送方式の比較:HDBaseT vs AOC HDMIケーブル
✅ それぞれのメリット・デメリットまとめ
🔻HDBaseT のメリット
安価なLANケーブルで100mまで延長可能
リモコン信号・制御・LAN接続もまとめて延長できる(5Play対応)
配線が柔らかく、設置場所に制限が少ない
🔻 デメリット
基本的に「送信機+受信機」のセットが必要(やや設置が複雑)
HDMI 2.1フル帯域(48Gbps)には現状3.0製品が必要で高価・希少
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🔻AOC HDMIケーブル のメリット
シンプルな「1本のケーブル」で高解像度を遅延なく長距離伝送
最大48GbpsでHDMI 2.1完全対応モデルが多数
eARC / VRR / 4K120Hz / 8Kにも柔軟に対応
🔻 デメリット
ケーブルが高価(長距離・8Kモデルほど高額)
柔軟性に欠ける製品もあり、狭い配線ルートには不向き
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🎯 選び方の目安
✅ 配線の柔軟性・制御信号・PoCが必要 → HDBaseT
✅ ゲーミング・映像クオリティ重視・設置が単純 → AOC HDMI