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ラコステ ポロシャツ特集/永遠の定番”L1212”の魅力を紐解く

公開日:2025/05/28 更新日:2025/06/10
時代を超えて愛されるポロシャツの代名詞、LACOSTE(ラコステ)の「L1212」。 このモデルは、単なるカジュアルウェアにとどまらず、スポーツウェアの概念を塗り替えた歴史的な一着です。その品格と実用性は、今なお世界中の人々に選ばれ続けています。 当店でも春夏の定番商品として人気を博しております本モデル、お問い合わせの多かった「サイズ別フィット比較」に続き今回はその魅力と歴史をご案内していきます。
ラコステポロシャツの誕生
LACOSTEブランドの創始者であり伝説的テニスプレーヤー、ルネ・ラコステ。1923年からフランス代表選手となり、1925年から1929年にかけグランドスラム制覇、全仏オープンでの初優勝等輝かしい成績をおさめます。
1920年代の終わりごろ、当時長袖のコットンシャツでプレーすることがテニスの常識だった中、彼はテニスコートでのより自由な動きを求め、規則に無い半袖のニットウェア(ポロの選手が着用していたもの)で登場。最高のパフォーマンスを繰り広げました。 これがのちの1933年に生み出すことになるポロシャツ「L1212」の出発点です。
病気の為25歳で引退した4年後にポロシャツのデザインに着手、当時フランスでニット衣料品製造会社を経営していた実業家アンドレ・ジリエの協力を得て、自身の種目であるテニス以外にもゴルフ、セーリング等様々なスポーツ種目を対象としたポロシャツデザインを手掛けていきます。
ワニのロゴに込められた想い
ラコステの象徴となっているワニのアイコン、その始まりはコーチとの賭けが始まりでした。 1923年、デビスカップチームとボストンへの移動中にワニ皮のスーツケースと出会います。試合に勝ったらそのスーツケースをプレゼントしてくれるという当時のコーチの言葉。 試合には負けたものの、その話を近くで聞いていた聞いた新聞記者がその話題を広めることととなりました。このエピソードと彼の食いついたら放さない粘り強いプレイスタイルが後のニックネーム「ワニ」の由来となっています。 後の1927年にはルネ・ラコステの友人ロベール・ジョルジュが彼のニックネームのワニを描いたスケッチを見せ、そのデザインが気に入ったルネは自分のブレザーにそのデザインを刺繍しました。 引退後の1933年、世界で初めてロゴマークを胸に刺繍した洋服が誕生。そのロゴマークこそ「ワニ」だったのです。 時代に沿ってそのデザインは少しずつ異なりますが、1000を超えるステッチにより生み出されるワニの刺繍は今もなお本物のラコステポロシャツの証です。
ラコステならではの”プチピケ”素材
1933年には実業家アンドレ・ジリエと共同でポロシャツの製造会社「La Chimise Lacoste」社を設立します。ルネ・ラコステが発明したポロシャツ「L1212」はここからスタートします。 ▶「L1212」とは? ・L=ラコステの頭文字 ・1=代表的な素材である「プチピケ」 ・2=半袖の意 ・12=12番目のプロトタイプであること このポロシャツのために考案された「プチピケ(petit pique)」とは、柔らかく通気性に優れた細かな鹿の子編み素材。一般的な鹿の子よりも目が詰まっており、きめ細やかな表情が特徴です。 高い通気性と吸湿性を備えながら、さらりとした肌触りを実現。コットン100%ながらも型崩れしにくく、洗濯にも強い優秀な素材です。
上品さを演出するパールボタン
ディテールへのこだわりも、L1212の魅力のひとつ。前立て部分にあしらわれたマザーオブパールのボタンは、伝統的なメンズシャツに由来しており、上品な光沢と厚みのある質感が特長です。 一見目立たない部分ですが、こうした丁寧な仕上げが、全体の高級感を引き立てます。 ▶マザーオブパールボタンとは? 白蝶貝・黒蝶貝・茶蝶貝などの“真珠の母貝”から作られることから、「マザーオブパール」と呼ばれています。 これらの貝をくり抜き、削り、丁寧に磨いて作られるボタンは、一つひとつ表情が異なり、プラスチック製品に はない自然な輝きを持ちます。 たとえば黒蝶貝は、その名のとおり黒を基調としていますが、真っ黒ではなく、パールのような光沢を放ち、深みのある独特の美しさを備えています。 この自然な風合いと輝きこそ、マザーオブパールボタンならではの魅力です。
体型別サイズ比較
いかがでしたか?世界中で愛され続けるポロシャツ「L1212」の魅力のほんの一部しかご紹介できませんでしたが、皆様の参考になれば幸いです。永遠の定番を、今こそワードローブにいかがでしょうか?