総評としてはメイン使いはできないです。髪が痛む、ほぼ前髪専用、そして設計的に危険。
・熱プレートがかなりギリギリまで張り出している設計で角度を間違えると皮膚にあたって危険。前髪などは根本からかけたい場合も多いと思うがやりすぎると皮膚にあたるので、根本から少し離してかけないと危険。コンパクト設計でこうなったのだと想像できるが安全面に問題があるので、もう少しプレート部分を覆う設計にしたほうが良い。
・使用中チリチリと焼けるような音がする。200℃以外の設定ができず、後ろ髪など厚めの髪には良いが、毛質や毛量にばらつきがある前髪に使用すると確実に傷む(実際に美容院にて、前髪が傷んできているからヘアアイロンの温度を下げた方が良いと言われました。この製品のことを話したら「安価なコンパクト設計はあくまでも外出用や簡単な手直しにしかおすすめしない、日常使いだと確実に髪が傷むので高価でも温度設定ができるようなタイプがおすすめ」とのこと。髪が傷むとそこからさらに癖やうねりが出るため、下手なアイロン選びをするとそのせいでさらに髪質が悪くなる人も多いとのこと)
・ほぼ前髪専用の用途しかない。コンパクトすぎて後ろ髪などはあまり挟めないし意味がない。毛先の流れを作るくらいは良い。だが前述の通り、前髪がかなり痛むので、じゃあどこに使うのがベストなのかという感じ。大桃さんという方のインスタの写真で大々的に宣伝しているが、写真のように、あの毛量・長さでバック(サイド)髪を挟んでいるような使い方はできない(時間がかかるし、髪を少量に分けないと無理、そしてそうすると髪が痛む)
・コンパクトを追求しているため本体が薄く使用中・後は本体部分がかなり熱くなり、すぐに閉まったり持ち運ぶのは不可能
・自立しないため使用後の置き場に困る。横置きにするとプレートが接地面にあたる可能性があるためかなり危険。
・電源スイッチが本体内部にあり、電源に触る際にプレートに手があたりそうになる。気をつければという話ではあるが、急いでいる朝の時間帯には地味にストレスとなる。
結論、あくまでも値段相応、用途限定、セカンド用のヘアアイロンです。