日本で唯一、「橋の上にあるマーケット」、それがここ岩手県釜石市の橋上市場だった。2003年1月5日、45年の歴史に幕を降ろし、今では姿を消し新しい橋が架かっている。 はじまりは、戦後に市内中心部を流れる甲子川沿いに並んだ露店による朝市なのだそう。 その後、橋上市場は甲子川に架かる大渡橋に並行する形で1958年に完成。全長110m、全幅12mの場内には鮮魚、野菜からお土産品、日用雑貨、食堂など約50店舗が営業をしていた。ここは釜石の戦後復興の象徴、市民の台所、そして観光名所として栄えていた。 当店永野商店のルーツも探るとここから始まっております。法改正により、橋の上に店舗があるということで橋上市場の存続問題が出てきた平成10年頃に自ら撤退をして、産地直送販売に販売形態を変えて販売しております。
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