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お中元とは?意味・由来・贈り方・マナーまでまとめて解説

公開日:2025/06/18 更新日:2025/06/19

■ お中元の意味と由来

お中元」は、もともと中国の「三元(上元・中元・下元)」という暦の行事のひとつで、旧暦7月15日(中元)に行われる宗教的な儀式が由来です。 これが日本に伝わり、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と結びつき、ご先祖様への供物を贈る風習となりました。 そこから次第に、親族やお世話になった人への感謝を表す「贈答文化」へと発展。 江戸時代には町人文化の中で定着し、現代に至るまで“夏の贈り物”として根付いています。

■ お中元を贈る時期

お中元を贈る時期は、地域によって若干異なります。 ・関東地方:7月初旬〜15日ごろ ・関西地方:7月中旬〜8月15日ごろ(※旧盆) ・北海道:7月15日〜8月15日ごろ ・九州・沖縄:8月初旬〜15日ごろ 贈る地域ではなく、「受け取る側の地域の慣習」に合わせるのがマナーです。 時期を逃してしまった場合は、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として贈るのが一般的です。

■ お中元の相場とおすすめの品

お中元の金額相場は、3,000円〜5,000円が最も一般的です。 特別にお世話になった方には5,000円〜10,000円程度の品を選ぶこともありますが、あまり高額すぎると相手に気を使わせてしまうため注意が必要です。 定番の人気ジャンルは以下の通りです: ・ハム・ソーセージなどの肉加工品 ・ゼリーやフルーツなどの冷菓 ・お酒・ビール・ノンアルコールドリンク ・コーヒー・紅茶セット ・ご当地グルメ・海産物・乾物など ・調味料 中でも近年注目を集めているのが、“ちょっと珍しくて美味しい”燻製調味料や燻製惣菜です。 スモークされた醤油やオイル、ナッツやチーズなどは、グルメな方への贈り物として高く評価されており、実用性と特別感を兼ね備えたギフトとして人気を集めています。

■ 熨斗(のし)と包装のマナー

お中元には、のし紙を掛けて贈るのが一般的です。 水引は「紅白の蝶結び」を選び、表書きには「御中元」や「暑中御見舞(時期を過ぎた場合)」と記載します。 贈る側の名前も、フルネームまたは姓を明記しましょう。 のしの種類や位置(外のし・内のし)は地域や配送方法にもよりますが、宅配で贈る場合は外のしが主流です。 ギフトショップや百貨店などで注文する際に「お中元用」と伝えれば、包装・のし・配送まで対応してくれるところが多く安心です。

■ 贈り方:手渡しか配送か?

お中元の贈り方には「手渡し」と「配送」があります。 手渡しの場合: 訪問時間は午後の早め(14時〜16時頃)がベター。 長居はせず、涼しげなあいさつと共に贈り物を手渡しましょう。 配送の場合: 最近ではオンラインショップや楽天市場などで手配し、直接相手に届けるスタイルが主流です。 受け取る側の都合に合わせやすく、遠方の方にも気軽に贈れるため非常に便利です。

■ 近年のお中元トレンド

近年では、贈る側も受け取る側も負担にならない「ちょっと良い」「使って嬉しい」ギフトが好まれています。以下のような要素が、贈り物選びのポイントになっています。 ・日持ちがする(冷蔵/常温/真空パックなど) ・量より質(高品質・限定・オーガニックなど) ・体にやさしい(無添加、減塩、健康志向) ・珍しく話題性がある(燻製、クラフト、地元産) 当店でも、お中元ギフトにぴったりな燻製調味料のセットや、燻製惣菜ギフトなどをご用意しております。 見た目の高級感はもちろん、お届け方法や包装にもこだわっておりますので、大切な方への贈り物にぜひご利用ください。

■ まとめ

お中元は、ただ品物を贈るだけでなく、「ありがとう」「これからもよろしくお願いします」という想いを伝える日本ならではの文化です。 贈る相手やタイミング、品物の選び方に少し気を配るだけで、その想いはきっと伝わります。 形式ばかりにとらわれず、相手を思う気持ちを第一に、あたたかい夏のご挨拶をしてみませんか?
更新日11/1011/0311/09集計