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猫はだいたいそう。。。 #01 よかれと思って。猫の爪とぎキーテイルがお届け。

公開日:2026/01/13 更新日:2026/02/17
高級な「Premium」と書かれた袋をもって嬉しそうに猫にあげようとする飼い主
  • むつかしく言うと

    これは猫の我がままではなくて、食性行動における「ネオフィリア」と「ネオフォビア」という2つの猫がもっている本能らしいです。 簡単に面白おかしく説明するとこうなります。

    高級フードを前にした猫は、だいたい哲学者

    飼い主がお金をはたいて、高価なフードを買ってくる日、猫はだいたい無言になる。いや、正確にはいつも以上に無言になるのかもしれない。 飼い主さんの顔をみて、嬉しそうに皿の前まで来る。 小走りで来る。 鼻を近づける。 ……そして、去る。 (あ~~~たかかったのに。。。。うそでしょう!) この一連の動きに、猫の内面では壮大な思想闘争が起きている。 名前をつけるなら、 「食べてみたい自分」と「死にたくない自分」の内戦なのだ。 野生のヤマネコを先祖とする猫は、本能的に新しいものに惹かれる。それは“栄養の可能性”だからだ。 一方で、新しいものを恐れる。 それは“死の可能性”だからだ。 つまり猫にとって、あたらしいごはんは 栄養のあるものか毒物のどちらか分からないブラックボックスである。 問題は、猫がこの箱を 「値段」ではなく 「匂い」で判断する点にある。 人間が「無添加」「グレインフリー」「人間も食べられます」と 情熱的に語っている横で、猫は一瞬で結論を出す。 「いつもの匂いじゃない!」 それだけで、アウト。 猫の嗅覚は、人間の数倍から十数倍。 我々が「いい香り」と思うものの中に、 猫は ・知らない成分 ・微妙な酸化 ・過去に死んだ可能性 を同時に嗅ぎ取る。 結果、猫は食べない。いや、「拒否する」というより 「最初から存在していなかった扱い」にしてしまう。。。。

    温度も感じ取る猫様

    さらに追い打ちをかけるのが温度だ。 冷蔵庫から出したばかりのウェットフード。 人間的には「新鮮」。 猫的には「冷たい死体」。 猫が好むのは、 “さっきまで生きていた感”。 冷たいフードを前にした猫の背中には、 「これは事件性がある」という空気が漂うのだ。

    ひげがあたるんだよ!

    そしてさらに、皿が深いとヒゲが当たる。 ヒゲが当たると不快。 不快だと集中できない。 集中できない食事は、猫にとって食事ではない。

    三重苦の前で

    匂いが怪しく 温度が低く ヒゲが不快。 この三重苦の前で、猫が選ぶ行動はひとつだ。 食べない。 そして、何事もなかった顔をする。 飼い主だけが、 レシートと期待を込めて開封してしまった、大量のキャットフードを抱えて立ち尽くす。 猫は今日も生き延びた。 飼い主が泣きたくなったころ、かわいい顔して頭スリスリしてくる。 もう許すしかない・・・・

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    更新日09/16(09/09〜09/15集計)
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