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スタッフいち推しコーヒー5月編 

公開日:2026/04/24 更新日:2026/05/01
お店で飲む美味しいコーヒー。でも、それがなんの豆なのか分からないことって多いですよね。 自分で買おうとしても、種類が多すぎて結局どれを選べばいいか迷ってしまう。 コーヒー選びで悩むより、豆を挽いて、お湯を注ぐ。その「時間」そのものをゆったりと楽しんでほしいから。 ここでは、毎月スタッフが「今月、心からおすすめしたい」と思ったコーヒーを厳選してご紹介していきます。 私と一緒に、少しずつコーヒーのことを知っていきませんか。

初夏の気配に、深くてやさしいマンデリンを

春の慌ただしさが少し落ち着き、日差しの中に初夏の気配を感じる5月。 新生活や連休明けで、気持ちは前向きなのに、どこか身体が追いつかない。そんな日もあるのではないでしょうか。 朝はすっきり始めたい。 午後は少し気持ちを整えたい。 夜は一日の余韻を、静かにほどきたい。 そんな5月にスタッフが選んだのは、インドネシアのコーヒー。 どっしりとしたコクがありながら、ただ苦いだけではない。深みの中にやわらかさがあり、香りの奥にほっとする余韻がある。 今回は、同じインドネシアのコーヒーでも印象の違う2つの銘柄をご紹介します。 「マンデリンって苦そう」 「深煎りは少し重たいかも」 そんなイメージを持っている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい5月のいち推しです。

5月にマンデリンをおすすめしたい理由

5月は、意外と疲れが出やすい季節です。 4月に新しい環境や予定が増え、ゴールデンウィークで少しリズムが変わり、気づけばいつものペースに戻すのに時間がかかる。気温も上がり始め、冷たい飲み物が欲しくなる日もあれば、朝晩はまだ肌寒い日もあります。 そんな季節に欲しくなるのは、ただ目を覚ますためのコーヒーではなく、気持ちの芯をそっと支えてくれるような一杯。 マンデリンの魅力は、しっかりとしたコクと、口の中に残る深い余韻です。 酸味が前に出すぎず、香ばしさやまろやかさを感じやすいので、ゆっくり飲みたい時間にとてもよく合います。 朝の一杯としては、気持ちを落ち着かせながら一日を始めるコーヒーに。 午後の一杯としては、甘いお菓子やチョコレートと合わせて、ひと息つく時間に。 夜の一杯としては、少し濃いめに淹れて、ミルクを足して楽しむのもおすすめです。 コーヒーを選ぶ時間は、ほんの小さなことかもしれません。 けれど、その日の気分に合う一杯を選べるようになると、暮らしの満足度はぐっと上がります。 大げさではなく、コーヒー豆選びは「今日の自分をどう扱うか」を決める、小さなセルフケアなのです。

コクの後にやってくるふんわりとした香り

今月の1つ目の銘柄は、 インドネシア マンデリン ビンタンリマ せっかくなので、最近勉強した淹れ方を実践。お湯の温度は85~90℃にして、粉15gに対して最初はじっくり40秒蒸らし。そこから3回に分けて丁寧にお湯を注ぎます。 実際に淹れてみると、第一印象は「思っていたより苦くない」。 口に含んだ瞬間はまろやかで、飲み込んだ後に、じんわりとしたコクと香りが追いかけてきました。 合わせるなら、ビターチョコレート、ナッツ、バターを使った焼き菓子。 甘さの強いお菓子よりも、香ばしさやコクのあるものと合わせると、ビンタンリマの深い余韻がより引き立つと思います。 この一杯は、忙しい朝に急いで飲むよりも、少しだけ時間を取って味わうのがおすすめです。 たとえば、朝の家事がひと段落したあと。 パソコンを開く前の5分間。 午後、少し集中力が切れてきたときなどにぜひ

まずは深いコクを楽しみたい方はこちら

まるで紅茶! 挽いている時からの香りに

今月の2つ目の銘柄は、 「インドネシア マンデリン ミトラ」 「ミトラ」とは、インドネシア語で「相棒」を意味する言葉だそうです。そんな素敵な名前を知って、飲む前からなんだか温かい気持ちに。 豆を挽いている時から、すでに部屋中が幸せな香りでいっぱいに……。 今回はコーヒー豆15gに少し多めのお湯(300ml)で淹れてみたのですが、口当たりが驚くほど柔らかく、後から香りが「フワァ〜ッ」と広がります。まるで上質な紅茶を飲んでいるような、透明感のあるクリアな味わいでした。 合わせるなら、フルーツタルト、シフォンケーキ、はちみつを使った焼き菓子。 重たいチョコレート系よりも、軽やかな甘さのあるお菓子と合わせると、紅茶のような香りがより感じられると思います。 この「相棒」という名のコーヒーは、家族やパートナーなど、大切な人と過ごす時間を静かに彩ってくれるはず。 「最近どう?」なんて何気ない会話をしながら、隣にいる誰かと一緒にゆっくりと味わってほしい。そんな、心に寄り添ってくれる一杯です。

やさしい香りを楽しみたい方はこちら

どちらを選ぶ?スタッフ的おすすめ診断

どちらもインドネシアのコーヒーですが、印象は少し違います。 深いコクや、しっかりした満足感を楽しみたい方には、ビンタンリマ。 朝の一杯や、チョコレート・ナッツ系のお菓子と合わせたい方にもおすすめです。 一方で、やわらかい口当たりや香りの広がりを楽しみたい方には、ミトラ。 午後のリラックスタイムや、家族・友人と過ごす時間にぴったりです。 迷ったら、まずは「今の自分がどんな時間を過ごしたいか」で選んでみてください。 しっかり気持ちを整えたい日は、ビンタンリマ。 やさしく気分をほどきたい日は、ミトラ。 味の好みだけでなく、飲みたい時間や気分で選ぶと、コーヒーはもっと楽しくなります。

5月のコーヒー時間を、少しだけ特別に

コーヒーは、ただ眠気を覚ますための飲み物ではありません。 豆を挽く音、お湯を注いだときの香り、カップを手に取る温度、ひと口飲んだあとの余韻。 そのすべてが、日々の中に小さな区切りをつくってくれます。 5月は、頑張りすぎた気持ちを整える季節でもあります。 新しいことに慣れようとしたり、予定をこなしたり、人に合わせたり。 気づかないうちに、心も身体も少しずつ力が入っているかもしれません。 そんなときこそ、コーヒーを淹れる時間を、ただの作業にしないでほしいのです。 今日はどのカップで飲もう。 少し濃いめに淹れてみよう。 甘いものを少しだけ添えよう。 誰かと一緒に飲もう。 今日はひとりで静かに飲もう。 その小さな選択が、自分の暮らしを丁寧に扱うことにつながります。 今月のスタッフいち推しは、深みのあるマンデリン2種類。 ビンタンリマのまろやかなコク。 ミトラの紅茶のような香りとやさしい余韻。 どちらも、5月の暮らしにそっと寄り添ってくれるコーヒーです。 ぜひ、今の気分に合う一杯を選んでみてください。
【この記事を書いた人:スタッフY】 半年前、ある喫茶店でおすすめされた一杯。それを飲んだ時の「今まで飲んでいたものと全く違う!」という感動が、私のコーヒーの入り口でした。よく「コーヒーは奥が深くて、沼る世界」と言われますが、その時初めてその言葉の本当の意味を実感したんです。 今は、この豆たちが持っているポテンシャルを、自分自身のドリップでも引き出せるようになりたいと日々勉強中。ちなみに今の私のお気に入りは、爽やかな酸味のあるグアテマラです。皆さまと一緒に、この奥深くも美味しい世界を少しずつ楽しんでいけたら嬉しいです。