世界中のグラフィックデザイナーやイラストレーター、アーティストとコラボし、ユニークで美しいポスターを生み出し続ける PAPER COLLECTIVE(ペーパーコレクティブ)。
環境に配慮したFSC認証の紙を使用し、デンマーク国内でSwanマークの認証を受けた生産を行うなど、
持続可能なものづくりにもこだわっています。さらに、売り上げの一部をチャリティーへ寄付するなど、アートを通じて社会貢献にも積極的に取り組んでいるブランドです。
今回の MAGAZINE では、そんな PAPER COLLECTIVE の世界観に共鳴する、ある一人の暮らしを訪ねました。13年以上にわたり、世界のベストレストラン「Noma」でサービスディレクターを務めた James Spreadbury(ジェームズ・スプレッドバリー)。現在はコペンハーゲンの海辺の住宅街・アマー地区に暮らし、家族との時間を大切にしながら、自らの感性を活かした空間づくりを楽しんでいます。
ジェームズ・スプレッドバリーのおうち訪問
(インタビュアー):
こんにちは、James。Paper Collective をご自宅に迎えてくださりありがとうございます。
あなたが住むコペンハーゲンのエリアについて、どんな場所か、そしてこの地域で特に気に入っている点を教えていただけますか?
James Spreadbury(以下James):
どの季節でも海が近くにあるのが本当に気に入っています。冬の海水浴も、夏の暖かい日に子どもたちとビーチへ行くのも、どちらも水に飛び込むのが大好きです。それと、いわゆる「郊外」らしい雰囲気も好きなんです。庭のある家に住めることも気に入っていて、今はできるだけその庭で過ごす時間を大切にしています。