ようこそ 楽天市場へ

NEW! 赤と緑。革が語る、二つの個性。 カラー開発ストーリー

公開日:2026/06/08 更新日:2026/06/17
レザーラボラトリーで使用しているレザーは、すべて自社で開発しています。 一般的には既存の革から色を選ぶことが多いですが、私たちは革の表情や質感を理想に近づけるため、下地づくりから色の仕上げまで独自に設計しています。 そのため定番カラーは、長年の実績があるブラック、ブラウン、キャメルを採用してきました。 しかし、新しい色を生み出すとなると話は別です。 レザーは表面の色だけで決まるものではありません。理想の発色を実現するためには、その色に合わせた下地から新たに開発する必要があります。 だからこそ、新色の開発は簡単な挑戦ではありませんでした。 ブラックやネイビーも美しい。 けれど、せっかく上質なレザーを使うなら、革そのものの魅力がより伝わる特別な色をつくりたい。 そんな想いから生まれたのが、レッドとフォレストグリーンの2色です。

情熱を纏う、レッド

赤は不思議な色です。 強さや情熱を表現しながらも、上質な革に染めることで品格を宿します。 私たちが目指したのは、存在感のある赤でした。 イタリアのクラシックスポーツカーを思わせる鮮やかさ。 そして革製品ならではの奥行きと温かみ。 目を引く華やかさがありながら、決して軽薄には見えない。 そんな絶妙なバランスを追求しました。 ビジネスシーンでは個性を演出し、休日にはコーディネートの主役になる。 使い込むほどに艶が増し、自分だけの表情へと育っていく。 レッドは、持つ人の自信と個性を映し出すカラーです。 最初は「赤は派手すぎるのではないか」という声もありました。 しかし試作を重ねる中で分かったのは、上質なレザーに鮮やかな赤を乗せると、派手さではなく品格が生まれるということでした。 私たちが選んだのは、隠れる赤ではなく、堂々と魅せる赤です。

森の静寂を映した、フォレストグリーン

一方のフォレストグリーン。 開発チームが目指したのは、「派手さではなく品格」でした。 深い森の中に差し込む光。 長い年月をかけて育った木々が持つ落ち着き。 そんな情景を思い浮かべながら色づくりを進めました。 黒に近い深緑でありながら、光を受けると豊かな緑の表情が浮かび上がる。 その絶妙なバランスこそ、この色の魅力です。 主張しすぎない。 それでいて埋もれない。 知性と余裕を感じさせる、大人のためのカラーに仕上がりました。

なぜ、赤と緑だったのか

赤と緑は、色相環の反対側に位置する補色関係です。 まったく異なる個性を持ちながら、どちらも自然界に存在する豊かな色。 燃えるような情熱を象徴する赤。 静かな深みを宿す緑。 対照的な二つの色ですが、どちらも革という天然素材の魅力を美しく引き出してくれます。 私たちは、その両極にある魅力を表現したいと考えました。

革は、色とともに育つ

私たちはバッグを完成品だとは考えていません。 本当の完成は、持つ人の日常の中で少しずつつくられていくものだと思っています。 時間とともに艶が増し、 光の当たり方で表情を変え、 使った分だけ味わいが深くなる。 レッドエデイションも、フォレストグリーンも、その変化を楽しむために選ばれた色です。 情熱を携えるか。 静かな品格を纏うか。 どちらを選んでも正解です。 その選択こそが、このバッグとともに歩む物語の始まりなのです。