もう迷わない!ダンボールの「強度表示」の見方と、現場で失敗しない素材の選び方
公開日:2025/05/20 更新日:2025/05/20そもそもダンボールの強さは何で決まるの?
ダンボールの強度を左右するのは、主に次の2点です。
① ライナの等級(表と裏の紙)
「K5」「K6」など:クラフトライナー(強くて茶色い紙)
「C5」など:中芯用のライナー(比較的柔らかめ)
数字が大きいほど厚くて強度が高く、重い物にも対応できます。
② フルート(中芯の波形)
Aフルート:厚みあり・クッション性重視(約5mm)
Bフルート:薄め・印刷に向いてる(約3mm)
Wフルート:A+Bのダブル構造(厚さ・強度どちらも◎)
実例で学ぶ!「K5×C5 BF」とは?
【材質:K5×C5 BF】
これはどういう意味かというと…
表面:K5(クラフト紙等級5)
裏面:C5(中芯用紙等級5)
中芯(波形):Bフルート(約3mm厚)
つまり、「K5×C5 BF」は、表は標準的なクラフト紙K5、裏はやや柔らかいC5、中芯は薄めのBフルートで構成された箱です。👉 比較的軽量な荷物の梱包や、積み重ねが少ない用途におすすめです。
強度の特徴と主な用途とは?
ライナ(紙の等級)一覧
フルート(中芯の波)で変わる“クッション性”と“厚み”
ロジマートの商品情報をどう読む?
📦 材質:K5×C5 BF
→ 表紙・裏紙・波形の組み合わせ(構造強度)
📐 厚さ:3mm
→ フルートの種類による厚み(この場合はBフルート)
📏 内寸:259×194×115mm
→ 実際の使用可能サイズ(中身の大きさに注意)
📦 在庫状態:通常在庫品
→ 急ぎ出荷にも対応しやすい!
💡そのため、選ぶときは「材質+厚み+寸法」をトータルで見ましょう!
実際にどう選べばいい?用途別のおすすめ
「強すぎるダンボールを選んでコストが高くなった」「思ったより薄くて商品が破損した」…
そんな失敗を防ぐには、荷物の重さ・サイズ・積み重ね有無をしっかり確認するのがおすすめです。
たとえば、軽い衣類や雑貨なら「K5×C5 BF」、書籍や小型家電なら「K6×K6 AF」、
精密機器には「K6×K6 WF」が最適です。