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金らん(金襴)とは、その名前が示すとおりに金箔・銀箔や金糸・銀糸を用いて文様が浮き出るように織った紋織物です。 金らん(金襴)の名称の起源は、中国の文献にある、袖と襴(衣の裾につく襞)に金文様のある「金襴衣」の名が日本で転じて織物の名称として用いられるようになったといわれています。
金襴の高い芸術性と歴史の重みを織り込んだ華麗な色使いは、和洋問わずお使い頂けます。 もりさんの製品は、通常巾(約70cm)となります。また、広巾(約105cm)もとり扱っております。
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創業大正10年 株式会社もりさん 雛人形の着物生地や、寺社仏閣で用いられる西陣織金襴の製造・卸しをしております織元でございます。 また、西陣織金襴生地を使用した商品も取り扱っております。 伝統的な技法を守りながら、生地のデザインから紋図の作成、自社工場での製織、商品製造までを一貫することにより、お客様に価格もご満足して頂けるお値段で、小ロットからご提供することが可能でございます。織元だからこそ出来る強みでございます。 西陣織「MADE IN KYOTO」としてあらゆる分野にお使い頂いております。
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 | 『京の名工の京都府伝統産業優秀技術者』 『瑞宝単光章賞』受賞者で 西陣織伝統工芸士であった先代森美左衛門
様々な芸術的・古典柄などの文様を手掛け 創業以来100年近く製作し続けた弊社の柄は 5000種類以上となりました。
その数々の素晴らしい文様を活かしつつ、近年では古典柄から着想した新しい柄をデザインしております。
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西陣織金襴は先染め織物でございます。 弊社には数百種類以上の糸の種類があり、特別な糸は図案に応じて一色ずつ匠の技(手)により、長年の経験と研ぎ澄まされた感覚により染められます。 四季の温度差や湿度により色合いや深みが微妙に変わり、一定の色を染めるには何度も染めを繰り返し、少しずつ色を重ね、艶やかな風合いと糸の太さや彩度により織り上がりに温かさを加え、京染めが奥深い彩色の美しさを生み出します。
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たくさんの工程を経て、それぞれの織り技法に合った織機により、少しずつ緻密に織られていきます。 機にかけられるまでも、長い道程でしたが、織るのにも高度な技術と時間が求められるのです。 西陣織は西陣織工業組合の登録商標です(弊社証紙番号244) 組合に加盟しております弊社の西陣織は「MADE IN KYOTO」としてあらゆる分野にお使い頂いております。
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プリント生地とは違い、織物は糸の重なりで柄の色味も変わってまいります。 多くの正絹西陣織金襴も取り扱いしておりますが、金襴裂地にポリエステル糸を使用することにより正絹の裂地より耐久性に優れ、インテリア素材や雑貨材料としてご使用いただけます。 カットしますと糸がほつれやすく、裏面に接着芯を貼りご利用の前にロックミシン(端ミシン)をかけたり、端にジグザグミシンをかけてほつれを防ぐなどしてご利用いただくと扱いやすくなります。 一般の帯巾(約35cm)と違い、帯巾の倍が通常巾(約70cm)となります。 また、広巾(約105cm)もとり扱っております。
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