燕三条とステンレスの深い縁と私たちの小さなお弁当箱のこと
公開日:2025/04/19 更新日:2025/05/02毎日使う道具にこそ、心地よさと確かな品質を求めたい。
そんな風に思う人が増えてきた今、“燕三条(つばめさんじょう)”という地名を耳にする機会も増えたのではないでしょうか。
■「燕三条」ってどんなところ?
新潟県のちょうど真ん中あたりに位置する燕市と三条市。
この二つのまちは、古くから“金属加工の名産地”として知られ、「燕三条地域」として全国、そして世界にもその名を広めています。
一見、ひとつの地名のように見える「燕三条」ですが、これは行政区画ではなく、あくまでも「地域名」。
鉄道駅の名前「燕三条駅」が誕生したことで、この二つの市の文化と技術がひとつに結びつき、“ものづくりの地”として語られるようになりました。
燕市は特に“洋食器の町”として栄え、世界の一流ホテルやレストランでも採用されるカトラリーの多くがこの地で生まれています。
一方、三条市は刃物や工具の町。鍛冶の技術を礎に、農具から日用品まで多岐にわたる金属製品を支えてきました。
ではなぜ、燕三条がステンレス製品で名を馳せるようになったのでしょうか。
その起点は、江戸時代中期まで遡ります。
当時、燕市では和釘の生産が盛んでしたが、やがてその技術を応用して、煙管(きせる)や銅器、さらには洋食器へと展開していきます。
昭和初期にはステンレス加工技術がいち早く導入され、世界に通用する品質を追い求めた結果、燕三条は「研磨」「打ち出し」「プレス」などの高度な加工技術を蓄積。
今では“世界最高水準のステンレス加工技術”を持つ産地として、国内外から評価されています。
たとえば、スプーンやフォークの縁にごくわずかに残る輝きや、手に馴染む滑らかなカーブ。
それらはすべて、熟練の職人がひとつずつ確認しながら磨き上げるからこそ実現できる「感覚の技」なのです。
燕三条のステンレス製品が支持される理由は、単なる“日本製”という安心感を超えた、圧倒的な完成度にあります。
・鏡のように美しく研磨された表面仕上げ
・薄すぎず厚すぎない、絶妙な板厚バランス
・プレス後もゆがみが出にくい正確な加工
・仕上げの均一性と、長期間の美しさの維持
特に「バフ研磨」と呼ばれる最終仕上げは、光の反射具合までコントロールする職人技。
量産が難しい繊細な工程ながら、この地域では日常的に行われています。
さらに耐食性や清潔性にも優れており、食材の匂い移りや着色が起こりにくいのも、ステンレスの魅力。
それを最大限に引き出せるのが、燕三条という土地なのです。
私たちMYTHIKが今回ご紹介するのは、そんな燕三条地域でつくられた、ちいさなステンレス製のお弁当箱です。
容量は約280ml。ごはん茶碗にして約1.5杯分と、小さなお子さまのお弁当や、軽食用のサブ弁当箱にぴったりのサイズ感。角が丸く、手に取りやすいフォルムで、おかずの汁がたまりにくい内側設計。シンプルだからこそ、機能美が際立ちます。
もちろん、ステンレスならではのお手入れのしやすさは抜群。食洗機にも対応しており、保温庫での使用もOK。
保育園や幼稚園での毎日に、安心してご使用いただけます。
そして、オプション(有料)で名入れ刻印にも対応しています。まるで手書きのようなやさしい書体で、お名前を1点ずつ丁寧に彫刻。
「世界にひとつだけ」の特別なお弁当箱に仕上げることができます。
小さな頃から「いいもの」に触れる体験は、きっと大人になってからの価値観にもつながっていく。
だからこそ、最初に使うお弁当箱が、丈夫で美しく、そして誰かの想いがこもった道具であってほしい——
そんな願いを込めて、私たちはこの商品をおすすめしています。
名産地・燕三条の確かな技術と、子どもたちの日常がやさしく出会う場所。
それが、MYTHIKのステンレスお弁当箱です。
ものづくりの背景を知ることで、毎日の「いただきます」が少しだけ特別になる。そんな体験を、ぜひあなたにも。
小さな頃から「いいもの」に触れる体験は、きっと大人になってからの価値観にもつながっていく。
だからこそ、最初に使うお弁当箱が、丈夫で美しく、そして誰かの想いがこもった道具であってほしい——
そんな願いを込めて、私たちはこの商品をおすすめしています。
名産地・燕三条の確かな技術と、子どもたちの日常がやさしく出会う場所。
それが、MYTHIKのステンレスお弁当箱です。
ものづくりの背景を知ることで、毎日の「いただきます」が少しだけ特別になる。そんな体験を、ぜひあなたにも。