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『二度染め』のススメ

公開日:2025/04/16 更新日:2025/04/28

白髪をしっかり濃い茶色へ

白髪部分を自然で深みのある“濃い茶色”に染めたい方には、『二度染め』がおすすめです。ヘナのトリートメント効果を最大限に引き出しながら、より美しい発色を叶えることができます。ぜひお試しください。

【ステップ1】ナチュラルで下地を作る

1.塗布: 最初にナチュラル(ヘナ100%)のペーストを、髪全体へたっぷりと塗布します。(工程写真 A参照) 2.放置: そのまま60分~80分放置します。 3.洗浄: 放置時間経過後、お湯のみでペーストを溶かすように洗い流してください。(シャンプーは使いません) *この段階で、白髪部分は鮮やかなオレンジ色または赤褐色に染まります。(工程写真 B参照) *このオレンジ色が濃く発色しているほど、次のステップでより深みのある茶色に仕上がります。白髪部分は鮮やかなオレンジ色になりますが、これが重要な下地となりますのでご安心ください。

【ステップ2】マホガニーで色を重ねる

1.塗布: ステップ1の後、水分は拭き取りますが髪は湿った状態のまま、オレンジ色に染まった部分にマホガニーのペーストを塗布します。(工程写真 C参照) マホガニーはインディゴよりもペーストが滑らかで塗布しやすく、仕上がりも自然な濃い茶色になるため二度染めに最適です。 2.放置: 塗布後、15分~30分放置します。(マホガニーは短時間でも染まります。長時間置いても濃くなるわけではないため、まずは15分からお試しください。塗布時間が長引いた場合、塗布時間を含めてもOK) 3.洗浄: 再び、お湯のみでペーストを溶かすように洗い流します。(シャンプーは使いません) 4.発色: 洗い流した直後(工程写真 D参照)、髪色はやや緑がかって見えたり、少し浅く感じたりすることがあります。これはインディゴ色素の特徴によるものです。 5.酸化作用と発色の深化: その後、髪が空気に触れて酸化作用が働くことで、徐々に色が深まり、半日~2日(48時間)程かけて落ち着いた濃い茶色へと変化していきます。(工程写真 E参照 - 12時間後の例)

【ポイント&注意点】

*ステップ2で使うハーブによる色の違い: ■マホガニー(推奨)■ 白髪は自然で深みのある濃い茶色に。インディゴより扱いやすく、仕上がりも黒々としすぎません。(マホガニーは二度染め用として設計された商品です) ■インディゴ■ 白髪は非常に濃い茶色(限りなく黒に近い色)に。より暗い色がお好みの方はこちら。 ■ブラウン■ 「ナチュラル → ブラウン」の二度染めは、濃い色への変化は期待できません。白髪部分はオレンジ味がほぼ残る茶色系になる可能性があります。ブラウンは単品でのご使用がおすすめです。  注1)この組み合わせは、濃く染める目的の「二度染め」とは異なります。  注2)濃くなるのを恐れて、この組み合わせで行うケースが増えております。この組み合わせは、ほぼ変化しないことが予想されます。ご注意ください。 *一度で染める場合: ナチュラルとマホガニー(又はインディゴ)を混ぜて行うと、白髪部分は二度染めほどの濃い発色は難しく、薄茶色系になる傾向があります。 *マホガニー/インディゴ単品使用の注意: ヘナの下地がない状態で、白髪部分に直接マホガニーやインディゴを使うと白髪部分は緑色~青色に発色することがあります。必ず、ステップ1を行ってからご使用ください。 *色持ちについて: 発色を長持ちさせるためには、洗髪はできるだけお湯洗い(湯シャン)を心がけましょう。シャンプー(オーガニック系~自然系のシャンプーといえども)の使用は、確実に色落ちを早めます。

まとめ

ヘナカラーは、髪質、ペーストのゆるさ、放置時間、その日の体調など、様々な要因で仕上がりの色合いに個人差が出やすい、天然植物ならではの優しい染料です。 化学染料と違い「これが唯一の正解」というものはありません。 思うような色にならなかったとしても、それは失敗ではありません。 ぜひ、ご自身の髪質に合わせて工夫・微調整するなど、ご自分の髪質に合わせた『わたしのレシピ』を見つけるプロセスも楽しんでみてください。 ご不明な点やご心配なことがありましたら、いつでも当店専用チャットからお気軽にお問い合わせください。