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犬に栗を食べさせてもよいのか?(日優犬高松)

公開日:2025/10/28 更新日:2026/05/17
【犬に栗を食べさせても大丈夫】 秋の味覚の代表食材の栗ですが、飼い主様が食べているのを見て、犬が欲しそうにすることはありませんか? 結論から先にお伝えしますと、犬に栗を食べさせても大丈夫です。 ただし、外側の硬い鬼皮と渋皮は取り除き、加熱してから食べさせましょう。 今回は、栗にはどんな栄養成分が含まれているのか、犬に栗を食べさせることで期待できる健康効果、注意点などについてお話しします。 【ちょっと寄り道・栗の豆知識】 栗の栄養についてお話しする前に、寄り道して面白い話をしますね。 そもそも栗は野菜なのか果物なのか、はたまた何か別の食品なのか、疑問に思いませんか? 農林水産省の分類によると、栗や梅などの果実を食用とするものを「果樹」としているので、野菜ではなく果物に近い扱いになっています。 これだけで驚くのはまだ早いんです。なんと、栗の中身、つまり食べる部分は「実」ではなくて「種子」だということはご存知でしたか? 栗の鬼皮と渋皮部分が、いわゆる「果実」ということですから、私たちは果実を捨てて種子を食べていることになりますね。 【栗は炭水化物・カロリーのかたまり】 栗は炭水化物が多いため、カロリーが高いのが特徴です。 大きめの茹でた栗5個分(約100g)のカロリーは、200kcal近くもあります。 ご飯のカロリーと比較してみると、とても高いことがわかります。
【ご飯と比較しても高カロリー】 子ども用のご飯茶碗1杯分は約170kcal。おにぎり1個分は約215kcal。 つまり、栗5粒でおにぎり1個分のカロリーを摂ってしまう計算になります。 カロリー源にはなりますが、犬はタンパク質を主とした栄養バランスが基本。 炭水化物を摂り過ぎると、肥満や糖尿病の原因になったり、消化器への負担をかけたりします。 犬のカロリー源として栗を活用するのはおすすめできません。 【ビタミンCとEでエイジングケア】 栗には、ビタミンCやEが含まれており、抗酸化作用によって老化の防止に役立ちます。 特に栗のビタミンCは加熱に強く、じゃがいもと同様、でんぷんによって壊れにくくなっています。 ビタミンEも加熱に強いため、茹で栗でもしっかり栄養を摂ることができます。 【食物繊維で腸内環境改善】 大きめの栗5個分には、ごぼう約2/3本分の食物繊維が含まれています。 腸の動きを助け、便秘改善や腸内環境の整備に効果が期待できます。 【そのほかの栄養素】 栗には、ビタミンB6、葉酸、カリウムなども含まれます。 ただし、加熱や水に弱いため、調理中に損失しやすく、多くの効果は期待しにくいです。
【食べさせる量は少量で】 栗はカロリーが高いため、小型犬なら1粒程度、中型犬でも3粒以内に抑えましょう。 【アレルギーはまれだが注意】 栗でアレルギーが出るケースはまれですが、初めて食べさせるときは少量から。 食後は目の充血やかゆみ、嘔吐などがないか様子を観察しましょう。 【渋皮・鬼皮は絶対NG】 渋皮にはポリフェノールの一種タンニンが含まれており、大量摂取で中毒の可能性があります。 また、鬼皮は喉や消化器を傷つけるため、絶対に与えないでください。 【甘露煮や加工品は避けて】 栗の甘露煮やモンブランなどの加工品は、糖分・脂肪分・塩分が多く含まれているため、犬には不適です。 味付けのされた栗を与えると、フードの味に飽きるリスクもあるので控えましょう。 【まとめ】 栗は加熱したものを、渋皮と鬼皮を取り除いて少量与えることが大切です。 エイジングケアや便通の改善に効果的ですが、与えすぎには注意を。 また、お散歩中に栗のイガを誤って踏まないよう、散歩ルートにも注意しましょう。
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更新日08/12(08/05〜08/11集計)