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犬にラム肉を食べさせてもよいのか?(日優犬高松)

公開日:2025/11/07 更新日:2026/05/22
ラム肉は、羊肉の中でも12カ月未満の子羊の肉を指します。成長した羊肉は“マトン”と呼ばれ、風味や脂質が異なります。 日本ではあまり一般的ではありませんが、北海道・熊本・宮城などでは流通量が多く、バーベキューなどでも人気です。 そんなラム肉を見て「犬にも少しあげてみようかな」と思う飼い主様もいるでしょう。 結論から言えば、犬にラム肉を食べさせても大丈夫です。 ただし、与え方や体調に注意が必要です。今回は、ラム肉の栄養・健康効果・注意点について解説します。 【ラム肉の栄養と犬への健康効果】 ラム肉には、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどがバランスよく含まれています。 特に、ビタミンB12・鉄・カルニチンが豊富で、犬の健康をサポートします。 ビタミンB12 赤血球の生成、DNA合成、脂質やタンパク質の代謝に関わる補酵素です。 ラム肉の中では脂身付きの肩肉やモモ肉に多く含まれています。 他の肉と比べると、 脂身付き豚ロースの約7倍 脂身付き牛ロースの約3倍 のビタミンB12を含みます。 不足すると、犬は貧血・神経障害・イライラ・痛みの訴えなどの症状を起こすことがあります。 シニア犬や消化器疾患のある犬では吸収率が下がるため、食事から補うのが効果的です。
鉄 鉄は赤血球の色素「ヘモグロビン」や筋肉内の「ミオグロビン」の構成成分で、体の隅々まで酸素を運ぶ働きをします。 ラム肉の肩やモモの脂身付き部位に多く、豚肉の約3倍、牛肉と同程度の含有量があります。 肉由来の鉄(ヘム鉄)は野菜の鉄分より吸収率が高く、効率的に摂取できるのが特徴です。 鉄不足になると、貧血・発育不良・下痢・被毛のパサつきなどが起こります。 特に成長期・妊娠期・ダイエット中は鉄が不足しやすいため注意が必要です。 カルニチン(L-カルニチン) カルニチンは、脂肪の代謝を助け、エネルギーに変える働きを持つ成分です。 特に注目されるのがL-カルニチンで、犬の老化防止や心臓・脳の健康維持に関係します。 【肉別のカルニチン含有量(100gあたり)】 羊肉(マトン)167.8mg > 子羊肉(ラム)80mg > 牛肉76mg > 豚肉21mg > 鶏肉10.2mg つまり、ラム肉は豚肉の約4倍のカルニチンを含んでいます。 犬の目安量は体重1kgあたり50mg。5kgの犬なら約250mgが目安です。 カルニチンは体内でも合成されますが、加齢で合成力が低下するため、シニア犬では食事から摂取することが大切です。
カロリーに注意 ラム肉はヘルシーなイメージがありますが、実際には豚肉より高カロリーです。 牛肉よりは低いものの、ダイエット食としては不向きです。 生肉は避ける ラム肉は「半生でも安全」と思われがちですが、細菌や寄生虫がゼロではありません。 免疫力が低い子犬や老犬は、必ず加熱してから与えましょう。 生で与える場合は、鮮度の高い肉を使用し、清潔な調理環境を守る必要があります。 アレルギーに注意 ラム肉は牛肉と同様、アレルギーを起こしやすい食材です。 長期的に与えているうちに体質変化で発症することもあるため、 皮膚の痒み・目の充血・嘔吐・下痢が見られたら、すぐに動物病院で診察を受けましょう。 持病のある犬は控える ラム肉に多く含まれるカルニチンは肝臓で合成されるため、肝臓疾患のある犬は注意が必要です。 ラム肉入りドッグフードを与える前に、獣医師に相談してください。 【まとめ】 ラム肉は犬に食べさせても大丈夫。 ビタミンB12・鉄・カルニチンが豊富で、貧血・老化・疲労予防に効果的。 ただしカロリー・アレルギー・加熱処理には注意。 旅行先などでは、必ず火を通した少量のみにとどめましょう。 栄養豊富なラム肉も、**「少量・加熱・観察」**の3つを守れば、愛犬の健康を支える優れた食材になります。
愛犬ちゃんの毎日のドッグフードは、国産ドッグフード「鶴亀長寿(つるかめちょうじゅ)」を食べさせてあげてください。
更新日08/12(08/05〜08/11集計)