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犬に鱈(たら)を食べさせてもよいのか?(日優犬高松)

公開日:2025/11/08 更新日:2026/05/22
犬に鱈は食べさせても大丈夫です。白身魚である鱈は、青魚や赤身魚に比べてアレルギーを起こしにくく、犬にも有益な魚として知られています。 今回は、鱈の特徴やどんな栄養があるのか、そして食べさせる際の注意点についてお話しします。 【鱈ってどんな魚?】 鱈の種類には「マダラ」「スケトウダラ(スケソウダラ)」「コマイ」などがあり、一般的に鱈というとマダラを指します。 冬が旬の魚で、鮮度が落ちやすいため加熱して食べるのが基本です。 また、鱈には“アニサキス”や“ニベリニア”といった寄生虫が付着していることが多いため、犬に食べさせる場合は必ず加熱してください。 鱈は水深150~200mほどの深い海底に生息し、貝類やイカ、タコなどを食べる肉食性の底魚です。 名前の由来は「雪が降るころに脂が乗って美味しくなる」「加熱すると雪のように白くなる」ことからと言われています。 鱈は1m以上に成長するため、店頭では多くが切り身で販売されています。透明感がありアンモニア臭のしないものが新鮮です。 また、犬に与える際は塩鱈ではなく生鱈を選びましょう。 【アレルギーを起こしにくい理由】 鱈は白身魚なので、アレルギー様食中毒の原因となるヒスチジンが少ないのが特徴。 そのためアレルギーを起こしにくく、脂肪も少ないため高齢犬や食欲が落ちた犬にも消化しやすく安心です。 ただし、過去にさんまやあじなどでアレルギーを起こしたことがある場合は、獣医師に相談してから与えましょう。
【鱈は低カロリー・低脂質】 鱈の切り身(約80g)のカロリーは約60kcalで、焼きささみ(約100g)とほぼ同じ。 脂質も0.2gと非常に少なく、焼きささみの1/6程度です。 このため、ダイエット中やシニア犬にも適しています。 【鱈に含まれる栄養素】 鱈にはタンパク質のほか、注目すべき2つのミネラル——ヨウ素とセレン——が含まれています。 どちらも摂り過ぎに注意が必要ですが、適量なら健康維持に役立つ重要な栄養素です。 【ヨウ素】 ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関わる栄養素で、欠乏すると脱毛や無気力、繁殖力の低下を引き起こします。 成犬1kgあたりの摂取目安量は15~48μg、激しい運動をする犬には3倍が必要です。 マダラは昆布の約1/82、スケトウダラは約1/177。 体重5kgの犬の摂取目安は80~160μgなので、マダラ半切れ程度で十分です。 【ヨウ素の注意点】 急激に大量のヨウ素を摂ると、甲状腺機能障がいや中毒症を起こすことがあります。 体重5kgでの上限値は約5,200μg、10kgで約8,800μgです。 ドッグフードにもヨウ素は含まれているため、鱈を一度に何切れも与えないようにしましょう。
【セレン】 セレンは強い抗酸化作用を持つミネラルで、免疫力の向上・老化防止・ガン予防に効果があります。 不足すると食欲不振や呼吸困難を引き起こすこともあります。 1kgあたりの推定必要量は約2.5~5μg。 活発に運動する犬には2.5倍程度が必要です。 以下は食品比較です。 食品名 含有量(80g換算) 豚レバー 54μg マダラ 25μg スケトウダラ 20μg マダラはレバーの約半分、スケトウダラは約1/3程度です。 体重5kgの犬なら鱈1切れで十分、10kgの犬なら2切れ以内が目安です。 【セレンの注意点】 過剰摂取すると、食欲不振・脱毛・爪の変形などを起こします。 体重や運動量に応じて与える量を加減してください。 【鱈のおやつ・与え方の注意】 人間用のチーズ鱈やおつまみ鱈は塩分・添加物が多いためNG。 犬用鱈ジャーキーを与えるときは、喉に詰まらせないよう見守ること。 幼犬(生後6か月未満)には硬い骨付き鱈は与えない。 【調理と分量のポイント】 鱈は必ず加熱して寄生虫を除去。 脂分が少ないため、細かくほぐすかすり潰して与えると安全です。 ドッグフードを主食にしている犬は、ミネラル過剰摂取を防ぐためにおやつ程度の量が適切です。 【まとめ】 鱈は低脂質・低カロリーで消化しやすく、アレルギーも起こしにくい。 ヨウ素とセレンを適量摂れば健康維持に役立つ。 加熱必須・塩分禁止・分量を加減がポイント。 鱈は、食欲のない犬やシニア犬にもぴったりの魚です。 正しい方法で与えて、健康的で長生きできる食生活に役立てましょう。
愛犬ちゃんの毎日のドッグフードは、国産ドッグフード「鶴亀長寿(つるかめちょうじゅ)」を食べさせてあげてください。
更新日08/12(08/05〜08/11集計)