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犬のワクチン接種について(日優犬高松)

公開日:2025/11/15 更新日:2026/05/30
犬のワクチン接種についての基本的な考え方 犬のワクチン接種(予防接種)については、最終的にはかかりつけの獣医さんと相談のうえ判断することが大切ですが、私自身のこれまでの経験から、毎年1回のワクチン接種を無条件に続けることには慎重であるべきだと考えています。多くの飼い主様は、動物病院からハガキが届くから、獣医さんに毎年と言われているから、本にそう書いてあるから、という理由で「当然のこと」として接種していると思います。しかし、日本では長い間当たり前とされてきた“1年に1回の接種”は、実は世界的にはすでに見直されつつある方法で、アメリカでは最近「毎年接種」は一般的ではなくなっています。もちろん、ワクチン自体は犬を重い感染症から守る大切なものです。しかし、必要以上に接種する“過剰接種”は副作用のリスクを高める場合があり、見直しが必要だと考えられています。
推奨される接種間隔と過剰接種のリスク 犬のワクチン接種の目安として、生後2ヶ月で1回、生後3ヶ月で1回、1歳で1回、その後は3年に1回の接種が理想的とされています。ただし、これまで過剰にワクチンを接種されてきた犬の中には、抗体が作られにくい体になっている場合もあります。その場合は、毎年接種するのではなく、抗体検査をして抗体が残っているか確認する方法が推奨されます。抗体が残っていれば追加接種は不要で、抗体が減っていれば追加接種するという流れです。 ワクチンの過剰接種が問題視されている理由の一つに、副作用の増加があります。ワクチンショックのように直後に重篤な症状を引き起こすこともあり、皮膚トラブル、アレルギー、甲状腺機能低下、自己免疫疾患、てんかんといった症状が接種の影響で起きることも報告されています。また、混合ワクチンの種類が多くなるほど体への負担が大きく、最近主流の8種・9種ワクチンは特にリスクが高いとされています。特にレプトスピラだけは抗体の持続期間が短いものの発症率が高くないため、混合ワクチンを毎年接種してまで予防するメリットは低いと考えられています。
適切なワクチンプログラムを考えるために 現在、日本では法律により狂犬病ワクチンは年1回の接種が義務となっていますが、これも将来的には3年に1回などへ見直す動きが出ています。混合ワクチンに関しても、毎年接種を行わない獣医さんが徐々に増えており、「抗体検査を行って必要なときだけ接種する」という考え方が広まりつつあります。10歳以上の高齢犬や病気の犬は、ワクチンによる負担が大きく、接種は避けたほうが良いとされています。 ワクチンは体調の良いときに接種しなければ効果が出ませんし、体調不良の時に接種すると抗体がうまく作れないこともあります。日ごろから愛犬の健康状態を整えておくことが大切です。また、動物病院によっては過剰接種を推奨しない方針の獣医さんもいますので、そうした病院を選ぶこともひとつの方法です。「病院からハガキが来るから毎年接種している」という飼い主様も多いですが、接種が必要な場合でも、1年と数ヶ月に1回、1年半に1回など、できるだけ間隔をあけることで愛犬の負担を減らすことができます。ぜひ一度、担当の獣医さんと相談しながら、愛犬にとって本当に必要なワクチンプログラムを考えてみてください。
愛犬ちゃんの毎日のドッグフードは、国産ドッグフード「鶴亀長寿(つるかめちょうじゅ)」を食べさせてあげてください。
更新日08/12(08/05〜08/11集計)