小さい頃父の田舎で食べた[きりこ]を高齢(93才)の父に食べさせてあげたくて、材料の小さな切り餅を探し求めていました。田舎ではそれぞれの家庭の味があっておばあちゃんがホウラクという大きなお鍋で弱火でころころ時間をかけてふっくらするまで炒っていました。できるだけ同じようにホウラクのような鍋を用意し時間をかけてふっくらカリっと、そして仕上げに田舎のおばあちゃんがしてたように鍋肌にしょうゆほんの少しまわしかけて全体にからませて出来上がり。ほぼ同じ[田舎のなつかしいきりこ]ができてうれしくて温かい気持ちになりました。こんどは娘や孫たちに[きりこ]を伝えていってあげて我が家の大切な常備おやつにしたいと思います。