スタンダードタイプのアイロンプリントシート
「123プレミアム」「123フレックス」「カッティング・フレックス」は何が違うの?
以下の表をご覧ください。
「カッティング・フレックス」に比べ、「123シリーズ(123プレミアム・123フレックス)」は【プレス温度】が低く、【プレス時間】が短いです。
更に、再プレス(二回目のプレス)も不要です!
そんな「123シリーズ」はポリエステル素材へのプリントにピッタリなのです!
ポリエステル素材にプリントする時に気になるのは、、
(1) コテ跡がつく
(2) 昇華移染が起きてしまう
の2点が大きいのではないでしょうか??
⇒「123シリーズ」は【低温・短時間プレス・再プレス不要】なので、コテ跡もつきにくく、昇華移染も起きにくいのです!
※昇華移染とは?
ポリエステル100%/混紡 に熱を加えると、繊維の染料が再昇華により移染する素材があります。
写真右は、赤のポリエステルTシャツに白のシートでプリントし、昇華移染が発生しています。
ちなみに「123プレミアム」と「123フレックス」の違いは、表から【剥離のタイミング】と【バックフィルムの粘着】ということがお分かり頂けると思います。
【バックフィルムの粘着】は、強い順番に並べると「カッティング・フレックス」→「123プレミアム」→「123フレックス」となります。
【バックフィルムの粘着】は、プリントする時に素材にどれだけくっつくか、ということではありません!
このように、デザインをカットした後に不要な部分を剥がすのですが、この時の透明フィルム(= バックフィルム)とシートがくっついているバックフィルムの粘着の強さのことです。
細かいデザインの時にフィルムの粘着が弱いと、不要な部分を剥がす時に、一緒に必要な部分も剥がれてしまうことがあります。
そのため、細かいデザインは【バックフィルムの粘着】が強い方が良いです。
3つのシートについて説明致しましたが、お分かり頂けましたでしょうか・・・?
逆に大きなデザインだと、フィルムの粘着が弱い方がスルスル剥がせて便利です♪
3つのシートについて説明致しましたが、お分かり頂けましたでしょうか・・・?
どれもおすすめではあるのですが、それぞれ特徴や色数が異なりますので、素材やお客様の用途に最も適したシートをお選び頂ければと思います。