下着について相談を受けていると、
「サイズが合っていないわけではないと思うんです」
という前置きから話が始まることがあります。
でも、よく聞いてみると、
「日によって着け心地が全然違う」
「昨日は平気だったのに、今日は気になる」
そんな体調の揺らぎの話が出てきます。
女性の体は、
はっきりした不調がなくても、日々状態が変わります。
疲れが溜まっている日
寝不足の日
忙しさが続いている時期
女性ホルモンによる体調の変化
そうした影響が、
下着の着け心地に出ることは少なくありません。
ただ、その変化は
「サイズが変わった」と言い切れるほど明確ではないため、
原因が分からないまま、違和感だけが残ることがあります。
フィッティングの場で感じるのは、
必ずしも下着そのものが合っていないわけではない、というケースです。
いつもより肌が敏感になっている
締めつけを強く感じる
同じ下着なのに疲れる
こうした状態は、
体調の影響によって起こることがあります。
そのため、
「サイズが間違っている」と決めつけてしまう前に、
体の状態を含めて考える必要があると感じています。
体調による違和感は、
「一時的なものだろう」と思って我慢されがちです。
でも、下着は毎日身につけるものです。
小さな違和感でも、積み重なると負担になります。
フィッティングでは、
「サイズが合っているか」だけでなく、
「今の体調で無理がないか」を大切にしています。
体調が変われば、
同じ下着でも感じ方が変わることは自然なことです。
「いつも通り」が通用しない日がある。
そう感じたときは、
無理をしない選び方をしてもいいと思っています。
今の体に、今日はどうか。
その視点を持ってもらえたらと思っています。