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コズムチェアを再考する

公開日:2025/10/27 更新日:2025/10/27
※この記事は2024年6月に公開したものをアップデートした記事です。 こんにちは、庄文堂の近内です。 私は本社ではアーロンチェアのミネラル、Bサイズに座っており、ストアでは主にコズムチェアのUSチルト、ミドルバックに座っています。贅沢ですみません。 アーロンチェアは言わずもがなですが、コズムチェアってこんなに良かったかなという、コズムチェア自体の評価を考え直しています。 実際、店頭でコズムチェアが売れています。店頭で初めてコズムチェアを知るという方が多いんですよね。

コズムチェアとは?

コズムチェアは2018年にローンチされたスタジオ7.5によるプロダクトです。 スタジオ7.5はミラ2チェアやゼフチェア、セトゥーチェアをデザインしています。 最大の特徴は上下昇降レバーで座面の高さを調節するだけでユーザーの体格に合わせたリクライニング強度を自動調整してくれるという点です。 が、今椅子を探してますよ。という方にとっては、リクライニング強度?自動調整?なんのこと?重要なファクターなの?といった感じになるのではないかと思います。 特徴として自動調整してくれるという話で、それがユーザーの環境に合うかは別軸の話です。

どのようなユーザーにマッチするか

コズムチェアはマルチパーパス的な紹介をされることが多いですが、がっつりオフィスチェアとして機能します。 作業内容として、PC作業などがメインで、作業によって前かがみにならないという方が対象になるかと思います。 どうしてかって話ですが、コズムチェアはリクライニングを固定するという調整ができません。背もたれによりかかるとリクライニングします。 リクライニングしていない状態と一番後ろまでリクライニングした状態の参考写真はこちら
  • 深く座ってユーザーの体重移動によってある程度コントロールできますので、その辺は自動調整自体にユーザーの体格がマッチするかがキーになってくるかと思います。 所謂、後傾タイプの椅子ですのでデスクセッティングも重要になってきます。個人的には高さと奥行きを調整できるモニターアームが必須だと考えています。エンボディチェアと考え方が似ています。

    リクライニングについて

    そもそも座るという行為自体、身体に負担がかかる行為になります。 背もたれに寄りかかって110度ぐらいに開いている状態と、前傾で80度ぐらいに傾いている状態では、筋肉・椎間板への負担は大きく異なります。 さらに、座る事により、股関節・膝と2か所に屈曲が出来てしまいますね。そこで血液の循環が悪くなり、むくみやだるさが出てしまう事に繋がっていきます。 その負担を減らすためにも、意図的に動くことをお勧めしています。動きによって酸素の循環を促します。 上下昇降デスクが出てきたのもこの流れで、立って仕事がはかどる!とかでは無いです。 意図的に身体を動かすことで健康な状態を保ちましょうってことですね。 実際に試して頂けると分かるのですが、ハーマンミラー社のリクライニング硬さ調節はかなり幅があります。柔らかい設定から硬い設定まで、体重が軽い方から重い方までですね。 車に乗って運転するときに、シートの高さを調節して背もたれの角度調整もしますよね。それと一緒で作業をするために適切な設定が必要です。 分かりやすくするために、最初はわざと合わない設定にしてから徐々に合わせていくのが良いかと思います。 私が推奨している合わせ方なので、ほかにもっといい合わせ方があるかもしれません。 いや、あると思います・・ まずはじめに、リクライニングの硬さ調節レバーをマイナスいっぱいまで回してください。そうすることにより軽くなります。体重によってはこの状態で座るとひっくりかえるぐらいになりますので、気を付けてくださいね。 手で押しても軽いのが分かるので、明らかにアレな場合は硬めからスタートでも良いです。 この軽い状態でリクライニングをして、上体を起こして戻る時、自分の力で戻っているのであれば、軽すぎます。 自分の力で戻るという事は、自分の腹筋を使って無理矢理起きている状態です。 この状態からどんどんプラス方向にレバーを回し、ある程度自分の力では無く、誰かが後ろからちょこんと押してくれているような戻り方になるまで調整してください。 これでOKです。

    というお話は、コズムチェア以外の話!

    この調整を上下昇降シリンダーで高さ調節だけすれば自動で調整してくれるのがコズムチェアです。 調整するチルトという機構も「アジア向けチルト」「北米向けチルト」の2種類が用意されています。 弊社で在庫しているのはアジア向けチルトです。 チルトとは「tilt=傾ける」という事で、リクライニングや前傾などを制御する椅子の心臓部的なパーツです。 ここの性能が高いと椅子も総じて高い。いろいろな椅子を試してもらうとわかるのですが、リクライニング自体、体を安定させたままリクライニングできる椅子が性能が良いという話ですね。ちょっとここは端折ります。 アジア向けチルトと北米チルトを比べると北米チルトのほうが大柄な方向けです。体重的に。 耐荷重が159kgとなっていますが、おそらく100kg程度から自動調整部分に支障が出てきます。 北米チルトに座っても身長が無いと高さを上げれないためリクライニングが軽くなりすぎて使い物にならない可能性が高いですね。 耐荷重はあくまで椅子が椅子として使用できるという意味合いですので、調整機構がいまいちマッチしなかったり、通常使用における可動音などは激しくなる傾向にあります。 という事で、購入前に試して座るのが必須な椅子です。これはずっと言ってますね。

    どのような使い方か

    目安としてリクライニング可動範囲の真ん中ぐらいで均衡を保って止まるぐらいの姿勢が取れればベターかと思います。 そして、作業に集中しても前かがみにならないよう、作業姿勢をとった状態から前に腕を伸ばし親指の付け根ぐらいから人差し指第一関節ぐらいの位置にモニターを合わせます。高さは目の位置とモニターの上部を合わせてください。 こんな感じ
  • こうすることによって、頭を動かさなくても全体が見え、集中して夢中になっても前かがみでモニターを見に行ってしまうことを抑制できます。 モントのようなソフトな傾斜台なんかもあるといいですね。 ちなみにデスクセッティングが整っていないと、モニターを見に行って前かがみになったりします。上半身が背もたれから離れてしまい身体の負担も増えますし、高い椅子買ったのにいまいちみたいな話になります。 モニターが遠いせいで集中した際に夢中になって前に見に行ってしまっている状態がよくないです。
    ここは理解が必要です。 ご参考にしていただければと思います。 それではまた次回。