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2025_06_05 ニュースレター

おかげさまでインスタグラム等のSNSで累計2300万回再生を突破しました本商品ですが、この商品を世に送り出すため何十回となく試行錯誤を繰り返しやっと出来上がった商品です。 たくさんの紆余曲折を経てこの商品が誕生するまでのストーリーをシリーズ化してご紹介します。ぜひごらんください。

【椅子脚カバーが生まれるまで❶】

―「針は１本じゃなきゃ！」という想い―

１本だけにこだわった理由 「シェリーの椅子脚カバー」は、あえて“針（ピン）１本”。 開発の初期段階には２本・３本案もありましたが、どうしても譲れなかったのが・・・

1.ハンマーなしで誰でもサッと取り付け

３本釘や長釘、ネジ式の椅子脚カバーはハンマーが必須。まっすぐ打つのも難しく、うっかり指を打つ危険も……。 「これじゃ毎日の暮らしに寄り添えない」と感じたのです。

2.女性やご年配の方でもラクに

針を２本や３本にすれば固定力は増えます。 でも実際に試してみると、とにかく固くて刺さらない！ 当社模倣の３本釘の商品を実際に取付けてみましたが、刺しこむのが大変。 パーツが椅子脚の裏に届かず、浮いた状態のままびくとも動きません。 ダイニングチェア４脚分を取り付けるのは、想像以上に力仕事。 「これじゃ男の私でも大変。ましてや女性や年配の方は？」 ・・そこで改めて“ピン１本主義”を貫くことにしました。

針の長さ・太さのベストバランス

壁にスッと刺さる画びょうの手軽さにヒントを得てピンは画びょうに決定。ただし、ここからが本当の挑戦でした。 「短く細いと刺しやすいけれど折れやすい。 長く太いと丈夫だけど刺し込みが重労働……」 何十回もの試作と試験で「絶妙バランス」調整に悪戦苦闘。 「もしピンが折れたら？ 外れやすかったら？」 ほとんどあきらめかけて「やっぱりピンの本数を増やさないとダメかも」という思いが頭をよぎりました。

強力テープでダブルの安心感

そこで登場したのが「強力粘着テープ」 粘着テープの強度も何十種類とテスト。 ピン＋テープのタッグで、しっかり固定＆長持ちを実現しました。

そして特許へ・・・

ついに「だれにでもラクに刺せて、しかも外れにくい」カバーが完成 その独自性が認められて特許を取得。 【まとめ】 •ハンマーいらずで“サッ”と取り付け •女性やご年配の方にも優しい軽い力 •ピン＋強力テープで外れにくく安心 毎日の椅子の動きをそっと支える小さなこだわり “針１本”には、使う人を思いやる温かな物語が詰まっています。

◆◆◆◆◆◆【次号へ続く】◆◆◆◆◆◆