ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える最大のメリットは、光回線や家族の回線数などの割引条件に縛られず、1人でもスマホ料金を抑えやすいことです。データを使わなかった月は自動で安くなり、20GBを超えても月額3,278円で利用できます。
au、ワイモバイル、その他の格安SIMなども選択肢にある方もいるかもしれませんが、この記事ではソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える場合に絞って解説します。
目安として、ソフトバンクの「テイガク無制限」を家族3回線・SoftBank 光・Air・PayPayカード ゴールドなどの割引をすべて受けた状態(月5,148円)で利用している人が楽天モバイルの無制限(月3,278円)に切り替えると、月1,870円、年間22,440円の節約になります。
Rakuten Linkから発信すれば、対象の国内通話も無料です。ソフトバンクで無制限プランや通話オプションを利用している人なら、データ料金と通話料の両方を見直せる可能性があります。楽天ポイントを料金の支払いに使えるのもメリットです。
さらに、PayPay、Yahoo! JAPAN ID、SoftBank 光・Airなどは必要なら継続できます。家族全員で一度に移る必要もなく、今使っているサービスを残しながら、まず自分のスマホ回線だけを乗り換えられます。
この記事では、乗り換えによる料金やサービスの変化と、申し込みから開通までの流れを順番に解説します。
※料金・サービス内容は2026年9月時点です。ソフトバンク側の契約内容は人によって異なるため、現在の請求書と最新の公式情報も確認してください。
Rakuten最強プランの料金は、3GBまでが1,078円(家族割適用後968円)、3GB超~20GBが2,178円(家族割適用後2,068円)、20GB超が3,278円(家族割適用後3,168円)の3段階です。データをあまり使わなかった月は自動的に安くなり、20GBを超えた月も3,278円です。旅行やテザリングで利用量が増えても、プラン変更は必要ありません。
代表的なソフトバンクのプランと比べると、次のような差になります。テイガク無制限(最大割引後5,148円)なら月1,870円、ミニフィット2・2GBまで(最大割引後3,058円)なら月1,980円の節約です(楽天モバイルの3GBまで1,078円との比較)。いずれも、家族3回線・SoftBank 光・Air・PayPayカード ゴールドの条件をそろえた最大割引の状態と比較した金額のため、割引をフルに使えていない場合は差額がさらに大きくなります。
割引条件が少なく、1人でも料金を抑えやすい点は、ソフトバンクから乗り換える大きなメリットです。楽天ポイントを料金の支払いに使え、楽天カードで支払えば利用額に応じてポイントも貯まります。
一方、ワイモバイルはSoftBank 光・Airとのセット割やPayPayカードの割引を組み合わせると安くなります。店舗サポートやLYPプレミアムを重視する人にも向いています。すでに光回線とカードの条件がそろっているならワイモバイル、条件なしの料金、無制限利用、楽天ポイントを重視するなら楽天モバイルが選びやすいでしょう。
通話については、楽天モバイルでRakuten Linkから国内の携帯電話や固定電話へ発信すると、相手がアプリを使っていなくても対象の通話は無料です。ソフトバンクで通話定額を付けている人や、毎月通話料が発生している人は、スマホ料金に加えて通話料も抑えられます。
標準電話アプリからの発信や0570など一部の番号は無料対象外です。また、AndroidとiPhoneでは着信方法が異なります。基本はRakuten Linkから発信すると覚えておけば、難しい操作はありません。
ソフトバンク・ワイモバイルとの料金比較、Rakuten Linkの仕組みについて、それぞれ詳しく確認したい方はこちらをご覧ください。
PayPay、Yahoo! JAPAN ID、Yahoo!メールは、ソフトバンクを解約しても引き続き利用できます。貯まっているPayPay残高もなくなりません。ただし、ソフトバンク回線との連携を条件とするPayPayポイント還元やLYPプレミアムの無料特典などは終了または条件変更になります。
乗り換え後もPayPayを使いながら、楽天ポイントを楽天モバイルの料金や楽天市場などで活用できます。どちらか一方へ急いでまとめる必要はなく、使いやすい決済サービスを残せます。
「@softbank.ne.jp」「@i.softbank.jp」などのメールアドレスを残すには、解約後31日以内にメール持ち運びを申し込みます。銀行や通販の登録先が多い人は、一時的に持ち運びを利用し、重要なサービスから順番にGmailなどへ変更する方法もあります。無料メールへ移行すれば、次回の乗り換えが簡単です。
PayPay・Yahoo!・メールの変更点について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
SoftBank 光やSoftBank Airは、スマホ回線を乗り換えても自動解約されません。通信環境に満足していればそのまま残し、スマホ料金だけを先に見直せます。
乗り換えた回線の「おうち割 光セット」は終了し、1回線だけ抜ける場合は、ソフトバンクに残る家族の「新みんな家族割」が変わる可能性があります。それでも、本人の料金が下がる金額の方が大きければ、家族全体の支払いは安くなります。
家族全員で楽天モバイルへ移る場合は、それぞれが最強家族割を利用でき、データをあまり使わない家族の料金は自動で下がります。1回線ずつでも、家族まとめてでも、状況に合わせて進められます。
固定回線も見直すなら、楽天ひかり、Rakuten Turbo、テザリングなどが候補です。光回線まで同時に変える必要はないため、まずスマホを開通し、家族の支払総額を確認してから選べます。
ここまでで全体像はつかめたはずです。次にすることは2つだけです。気になるテーマの記事を1つ選んで深く読むか、先にキャンペーンの内容だけ確認しておくか。どちらから始めても大丈夫です。SoftBank 光・Airと家族割への影響を詳しく知りたい方は、あわせてこちらもご確認ください。
楽天モバイルには、12歳以下、13~22歳、65歳以上を対象にしたポイントプログラムがあります。最強家族割と組み合わせれば、家族の料金をさらに抑えられます。
12歳以下は最強こども割、13~22歳は最強青春割の対象です。子供だけ先に乗り換えることもでき、月ごとの利用量が少なければ料金も自動で安くなります。18歳未満は、月額550円の「あんしんコントロール」も含めて料金を考えます。
65歳以上は最強シニアプログラムの対象です。Rakuten Linkの無料通話に加え、15分通話、店頭操作、セキュリティ、詐欺対策保険をまとめた有料パックも選べるため、料金と安心の両方を整えられます。
家族の一部だけを移す場合も、ソフトバンクに残る家族の割引減少より、楽天モバイルで安くなる金額が大きければ、家族全体の支払いを減らせます。子供・シニアが楽天モバイルへ乗り換える場合の料金や注意点は、それぞれの記事で詳しく確認できます。
Rakuten最強プランでは、対象国・地域で毎月2GBまで海外ローミングを利用できます。短期旅行で地図やメッセージを使う程度なら、海外専用プランを追加せずに済みます。
2GBを超えると最大128kbpsに制限されますが、1GB500円で追加できます。海外で動画やテザリングを大量に使う人は、ソフトバンクの海外データ放題が使える対象プランとも比較しましょう。
Rakuten Link同士の海外通話は無料です。相手がRakuten Linkを使っていない場合は有料になるため、渡航前に連絡方法を決めておくと安心です。海外利用について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
現在のソフトバンク端末も、楽天回線対応製品であればそのまま使えます。使い慣れた端末を引き継げるため、必ず新しいスマホを購入する必要はありません。古い端末ではSIMロック解除が必要な場合があります。
楽天モバイルは基地局の増設やプラチナバンド導入など、つながりやすさの改善を進めています。自宅、職場、学校など普段使う場所をエリアマップで確認し、心配なら家族の回線やデュアルSIMで先に試すこともできます。
写真、連絡先、LINEなどは事前にバックアップしておくと安心です。楽天モバイルの通信エリアや端末について詳しく確認したい方はこちらをご覧ください。
乗り換えは、次の順番で進めます。
1.料金、端末、メールなど必要な項目を整理する
2.特別優待キャンペーンへエントリーする
3.楽天モバイルへMNPで申し込む
4.SIMまたはeSIMを開通する
5.通話、SMS、データ通信を試す
WebでMNPワンストップを利用すれば、MNP予約番号は原則不要です。対応端末ならeSIMを選び、SIMカードの到着を待たずに開通することもできます。SIMカードなら到着まで数日、eSIM対応端末なら申し込み当日~翌日に開通できることが多いため、開通希望日から逆算して、余裕を持って申し込みましょう。
電話番号を残す場合は、ソフトバンクを先に解約してはいけません。楽天モバイル側でMNP転入が完了すると、ソフトバンク回線は自動的に解約されます。
乗り換え時期は月末近くが候補ですが、最終日は避け、数日前までに開通できるよう進めます。特別優待キャンペーンは、エントリーと申し込みを同じ月に行い、翌月末までに利用開始とRakuten Linkから10秒以上の発信を済ませましょう。
申し込みから開通までの手順に加え、MNP転入前にソフトバンクを解約してしまう、といったよくある失敗例と対処法まで確認したい方はこちらをご覧ください。
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると、スマホ料金は使ったデータ量で自動的に決まり、Rakuten Linkで対象の国内通話も無料になります。子供・シニア向けの特典や、毎月2GBまでの海外データ通信も利用でき、料金以外の使い勝手も広がります。
●テイガク無制限からなら月1,870円、年間22,440円安くなる目安
●20GBを超えても月額3,278円で使える
●対象の国内通話を無料にできる
●楽天ポイントを料金の支払いに使える
●PayPayやSoftBank 光・Airは必要なら残せる
●家族全員でも1回線だけでも乗り換えられる
特別優待の14,000ポイントを楽天モバイルの料金に使えば、20GBを超えて毎月3,278円使っても実質4カ月分、3GBまでなら実質1年分をまかなってもポイントが残る計算です。ポイントは後日分割で進呈されますが、乗り換え直後の料金負担を大きく抑えられます。
全体像を把握した今なら、次の一歩に迷う必要はありません。気になるテーマがあれば該当記事を、キャンペーン条件を知りたいならキャンペーンを、まず一つだけ選んで進めてみてください。