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ダイヤモンドの選び方

公開日:2025/04/22 更新日:2025/04/24

どんなダイヤモンドを選べばいいの?

ダイヤモンドは一生に一度の贈り物や、節目を彩る大切なジュエリー。 けれど、「どう選んでいいかわからない」「違いがよくわからない」という方も多いはずです。 シノエクラでは、オーナーでありジュエリーデザイナー歴30年の松下しのぶが、すべてのダイヤモンドを自らの目で見て、厳選しています。 世界的な評価基準である“4C”だけに頼らず、女性デザイナーならではの繊細な審美眼で、肌に映え、日常に馴染み、輝きが最大限に引き立つ一石をお届けしています。 こちらでは、ダイヤモンド選びの基本となる評価基準を、分かりやすく丁寧に解説いたします。

カラット(Carat)

Carat(カラット)は、ダイヤモンド選びで最初に注目されることの多い要素です。 カラット数が大きければ大きいほど、見た目の存在感や華やかさが増すため、「わかりやすい指標」ですよね。 しかし実は、カラットは“サイズ”ではなく“重さ(重量)”を表す単位です。 1カラットは0.2グラム。重くなるほど希少性が高まり、価格も大きく上昇します。 とはいえ、ダイヤモンドの価値はカラット数だけで決まるものではありません。 カラー・クラリティ・カットとのバランス(=4C)が整ってこそ、本当の“美しさ”が引き出されます。 ── オーナー 松下しのぶよりアドバイス ── ダイヤモンドネックレスをご検討中の方へ。 ■ 40代のお客様には 普段使いにも品よく映える「0.3ct以上」の一粒ダイヤモンドネックレスをおすすめしています。 ■ 50代以降のお客様には より存在感のある「0.5ct以上」が肌になじみ、上品な印象を引き立てます。 年齢を重ねるにつれ、カラット数のあるダイヤモンドがしっくり似合うようになるものです。 シーンや装いに合わせて、“今の自分にちょうどいい輝き”をお選びいただければ幸いです。

Color(カラー)

Color(カラー)は、ダイヤモンドの色味を示す評価項目です。 ダイヤモンドは、微量の不純物の影響で色味が生じることがあり、特に窒素を含むと黄色味を帯びやすくなります。 無色透明に近いほど希少性が高く、価値も上がります。 なかでも「Dカラー」は、最高ランクに位置づけられ、極めて高価で特別な存在とされています。 E・F・G・H・I…と評価が下がるにつれて、徐々に黄色味が感じられるようになり、Zに近づくと色味がより濃くなります。 シノエクラでは、無色〜ほぼ無色とされるGカラーまでのダイヤモンドを厳選して取り扱っています。 婚約指輪や記念日など、大切な贈り物には、Fカラー以上の無色透明なダイヤモンドが理想的です。 とはいえ、イエローゴールドやピンクゴールド枠に留める場合は、Gカラーでも十分に美しく、肌馴染みも良いバランスの取れた選択です。

Clarity(クラリティ)

Clarity(クラリティ)は、ダイヤモンドの透明度を評価する基準です。 天然のダイヤモンドには、成長の過程で生じた内包物(インクルージョン)や表面のキズ(ブレミッシュ)が存在します。 クラリティは、それらの有無や位置・大きさ・数などをもとに、11段階で評価されます。 ダイヤモンドは地中深くで生成される際、わずかな不純物が混入するのが一般的ですが、インクルージョンが多すぎると透明度が損なわれ、輝きや見た目にも影響を及ぼします。 つまり、インクルージョンが少ない=クラリティが高いほど、透明度が高く、価値のあるダイヤモンドとされています。 最も高いグレードはFL(フローレス)。 これは、専門家が10倍ルーペで検査しても、内部・外部のどちらにもインクルージョンやブレミッシュが確認できない状態を指し、極めて希少です。 市場に出回ることはほとんどなく、宝石業者でも滅多に出会うことのない“奇跡の一石”とも言われます。 一般的に市場で多く流通しているのはVVS(非常にわずかな内包物)〜SI(やや内包物がある)クラスです。 一方で、最も低いグレードであるI3(インクルーデッド)は、肉眼でも明確に内包物やキズが確認でき、透明感や輝きが大きく損なわれます。 婚約指輪など、特別なジュエリーにはVS2以上のクラリティをおすすめしています。 「そこまでこだわらないけれど、見た目の美しさは大事」という方には、SI1クラスの中でも、VS2に近い品質のものを選ぶことをおすすめしています。 シノエクラでは、SI1クラスの中でも上位グレードに近い品質の石を、実際の“美しさ”にこだわって、オーナー自らの目で一点一点、丁寧に選定しています。
── オーナー 松下しのぶの小話 ── ジュエリーデザイナー歴30年のオーナー 松下しのぶが、日々の買い付けで感じていることを少しだけお話しします。 長年ダイヤモンドの買い付けをしておりますが、正直なところ、鑑定機関のソーティング結果に疑問を感じることもあります。 たとえば、「SI2クラス」とされているにもかかわらず、肉眼でも内包物(インクルージョン)や表面のキズ(ブレミッシュ)が明確に見えてしまうことがあるのです。 内心、「これって、もしかしてIクラス寄りでは…?」と感じるような石も実際に見かけます。 もちろん、そのようなダイヤモンドは一切買い付けておりませんので、どうぞご安心ください。 一例として、当店で実際に取り扱っている 0.3カラット/Gカラー/SI1クラス/VERYGOODカット のダイヤモンド動画をご紹介いたします。 直径は約4.4mmで、ここまで拡大しなければ肉眼で内包物を確認するのは困難です。 ご参考になれば幸いです。

Cut(カット)

Cut(カット)は、ダイヤモンドの輝きや煌めきを決定づける、最も重要な要素のひとつです。 「カット=ダイヤモンドの形(シェイプ)」と思われがちですが、評価の対象となる“カット”は、形の美しさではなく、光をどれだけ美しく反射させるかという仕上げの精度を示すものです。 カットは主に以下の3つの要素で構成され、総合的に5段階で評価されます。 プロポーション(形のバランス) ポリッシュ(表面の研磨状態) シンメトリー(ファセットの対称性) これらすべてにおいて**Excellent(エクセレント)**の評価を受けたダイヤモンドは、「トリプルエクセレント(3EX)」と呼ばれる最高ランクに位置づけられます。 光の入り方・抜け方・反射のバランスが最適化されているため、まるでダイヤモンド自体が光を放っているかのような強い輝きを生み出します。 そのため、婚約指輪や記念日ジュエリーなど、大切な贈り物として特に人気があります。 なお、カットの評価はすべての形状のダイヤモンドにあるわけではなく、最も評価基準が明確なのは「ラウンドブリリアントカット」です。 58面体(キューレットを除くと57面体)にカットされたこのシェイプは、光学的にもっとも美しく光を反射させる理想形として設計されました。 ── オーナー 松下しのぶより ── シノエクラでは、婚約指輪や特別な記念日のジュエリーには、輝きの完成度が極めて高いトリプルエクセレントをおすすめしています。 一方で、そこまでこだわりがない方には、VERY GOODカットの中でも特に輝きの強いものをオーナーの目で選び抜いてご紹介しています。 “カットグレード”だけでは伝えきれない実際の美しさを、どうぞ安心してお選びください。

美しいダイヤモンドは「バランス」で選ぶ

「カラットが大きいから良い」 「カットがEXだから安心」 …それだけでは、本当に美しいダイヤモンドとは言えません。 シノエクラでは、”4Cのバランスと“実際に見たときの印象”を大切にしています。 「ダイヤモンドがうるうるでキラキラでした」とレビューをいただくことも多く、品質と審美眼の両立が、お客様の信頼につながっています。

ダイヤモンド選びは“人”で選ぶ時代へ

シノエクラでは、”4Cという数値では測れない「美しさの本質」”を大切にしています。 ジュエリーデザイナー松下しのぶの審美眼で一石一石選んだ天然ダイヤモンド。 スペック重視では得られない、価格以上の価値を感じていただけるダイヤモンドをご提案します。

ダイヤモンド選びに迷ったら

「こんなダイヤモンドが欲しい」など、気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。 お見積もりは無料です。 オーナー兼ジュエリーデザイナー・松下しのぶが直接ご対応いたします。