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その実印、引っ越したら『ただの棒』?知っておきたい自動廃止のルール

公開日:2026/03/03 更新日:2026/04/17
転勤・新生活で引っ越し……印鑑登録ってどうなるの? 荷造りや住所変更で頭がいっぱいですが、忘れていませんか? 転居時の実印の効力は、実は市役所の外に出た瞬間に消えてしまいます。 親切な不動産業者ですとアドバイスも頂けるようですが、この時期、当店のような印章店には「困った!」と、いう駆け込みのお客様がとても多くいらっしゃいます。 転居先で困らないよう、To Doをチェックしておきましょう。

手続きの全貌:自動廃止から再登録まで

引っ越しに伴う転入出や印鑑登録の手続きは 都道府県庁ではなく、市区町村役場で行います。 そんなの知ってる? いえいえ、混乱される方、 結構いらっしゃいましたよ。 ここでは『転出時』と『転入時』に分けて、 どのような手続きが行われるのかを書いてみます。 どんな書類を提出するのか? 用意していくものは何か? 手数料はかかるのか? 最後まで読めば分かるようになっています。

■転出時…引っ越し前の自治体での手続き

まず、市役所(または区役所)に「転出届」を提出すると、印鑑登録は自動的に抹消されます。 このとき、印鑑登録証(カード)は返却するか、ご自身で破棄することになります。 転出届を提出する際、一通りの説明があるか、手続きガイドを配布してくれると思います。 ここで聞き逃して、転居先で慌ててしまうケースがたくさんあります。 【転出時に用意するもの】 ・印鑑登録証(カード) ・本人確認書類(マイナンバーカード推し) ※なぜマイナンバーカード推しなのかは、最後に分かります。 【ポイント】 ■「実印(ハンコ本体)」は持参不要。 転出届の提出によって印鑑登録は自動的に「廃止」されます。廃止の手続きに実印を押印することはないため、大切に荷造り(または貴重品として保管)しておいて大丈夫です。 ■「印鑑登録証(カード)」は持って行くのがベター。 多くの自治体では、転出時にカードの返却を求めています。 窓口に行く場合は「転出届」と一緒に窓口へ返却すれば、その場でシュレッダーなどで処分してくれます。 もし忘れたら? 「自分でハサミを入れて破棄してください」と言われることがほとんどですので、忘れても大きな問題にはなりませんが、持って行くのが一番確実です。 ■本人確認書類(免許証・マイナカード等)は必須! 印鑑よりも何よりも、「本人確認書類」を忘れると手続きが進みません。 本人確認書類は、運転免許証かマイナカード、パスポートですが、写真付きでないと即日手続きが出来ません。 くれぐれもお気を付けください。

■転入時…引っ越し先の自治体での手続き

いよいよ「転入届」の提出です。 転入届と一緒に印鑑登録手続きをしてしまうのが「時短テク」です。 持ち物と共にチェックしていきましょう。 【転入時に用意するもの】 ・実印 ・本人確認書類(マイナンバーカード推し) ・手数料 おっと!手数料がかかるんですね。 手数料については後ほど…。 【ポイント】 ■実印(ハンコ本体)は絶対に必要です!! 転出時は自動的に廃止してくれますが、今度は新たに登録をすることになるので、実印にするハンコは絶対に必要です。 2世帯同居して独立するときに、実印用のハンコを実家に置き忘れてしまい、後日もう一度役所に足を運ぶ羽目になってしまった方、けっこういらっしゃいます。ご注意を。 ■本人確認書類(免許証・マイナカード等)は必須! 今回もですが、「本人確認書類」を忘れると手続きが進みません。 本人確認書類は転出の項で書いた通り、運転免許証、マイナカード、パスポートです。 ■手数料は自治体によりまちまち。 手数料の内訳は、印鑑登録手数料(印影のシステム登録費)、印鑑登録証明書の発行手数料、住民票の写しの発行手数料です。 合計だいたい900~1,500円くらいで収まります。 例えば横浜市のように、電子マネー(交通系IC、WAON、楽天Edy、nanaco等)での支払いに対応している自治体もありますよ。
役所の手続き費用は「条例」で決まるため、地域によってバラつきが出ます。 そのため、自治体によって手数料が変わると書きましたが、最安値とか最高値、ちょっと知りたくないですか? 先ほど、電子マネーの件で横浜市が出てきましたが、横浜市は印鑑登録手数料、印鑑登録証明書がそれぞれ300円です。 これ基準に、ちょっとだけ令和7年現在の実例を…。

■💰 自治体別・手数料の格差は?

1. 「高い」部類の自治体 登録料がワンコイン(500円)になる自治体は、全国的に見て「ちょっとお高め」な部類に入ります。 茨城県水戸市、滋賀県彦根市、栃木県大田原市などは、印鑑登録の手数料(またはカード再発行など)が500円に設定されているケースがあります。 東京都豊島区、埼玉県新座市などは、証明書の発行1通が400円と、横浜市より100円高い設定です。 それでも100円~200円の差ですから、それほどではありません。 しかし!安い方はビックリしますよ! 2. 「安い(または爆安)」部類の自治体 東京都港区、墨田区、北海道伊達市、岡山県岡山市などは、最強の10円です。これはビックリ!! ただしこれ、期間限定だったり、コンビニ交付を利用するなどの条件で1通10円で発行できる「キャンペーン」なんです。 そのため、キャンペーンが終了している事もままあります。世の中そんなに甘くないですね(笑) 千葉県大網白里市、埼玉県富士見市などは、コンビニ交付で一律100円に設定されています。 実はこういう自治体も結構多くて、ここで使えるのがマイナカード。マイナカードが無くてもコンビニ交付は出来そうですが、転居先の状況は調べておいた方が良さそうですね。 3.「無料」のケースはある? 「登録料そのものが無料」という自治体は非常に稀ですが、特定の条件下で無料になることがあります。 千葉県流山市などは、過去にマイナンバーカード普及の一環で、特定の期間に限り印鑑登録を無料にしていた例があります。 「転出」はどこでも無料ですが、「転入時の登録」が恒久的に0円という自治体は、現時点ではほぼ見当たりません。

■マイナンバーカードの利点

マイナカードを持っていると、印鑑登録の諸手数料が安くなるという事例を紹介しました。 横浜市の300円は、全国的には『標準的』な価格。でも、お隣の街や引っ越し先が『コンビニ交付10円キャンペーン』をやっていたら超ラッキー! 役所の窓口で300円払うか、コンビニで10円で済ませるか……この290円の差で、新居用のオシャレな入浴剤が1個買えちゃいますね。 実はマイナカードにはもう一つ、引っ越しで使える強力なサービスがあるんです。 その名も「引越しワンストップサービス」! 「引越しワンストップサービス」は、これまでの引っ越し手続きの常識をガラリと変える、デジタル庁肝入りの時短サービス。 一言で言うと、「旧居の役所に行かなくて済む」&「新居の役所への予約ができる」サービスです。 例えば札幌市から横浜市に転居する場合、これまでは「札幌市の区役所で転出届を出す」→「横浜市の区役所で転入届を出す」という2ステップが必要でしたが、このサービスを使えば、札幌市の窓口に行く手間がまるごとカットされます。 やり方は超簡単! スマホやパソコンから「マイナポータル」にアクセスするだけ。 必要なものは、マイナンバーカード(+署名用パスワードと利用者証明用パスワード)だけ。 メリットは3つあって、 ■24時間いつでも、自宅から転出届が出せる。 ■「転出証明書」という紙の書類を持ち歩かなくてよくなる(データで自動送信されます)。 ■新住所の役所に行く日を事前に連絡できる。

■引っ越しワンストップサービスの手順

引っ越しのバタバタの中で迷わないための、最短ルートがこちらです。 全国どこでも手順は一緒ですが、分かりやすいよう、今回も転出元は札幌市、転出先は横浜市としておきます。 【ステップ1】 マイナポータルで「転出届」を送信 引越しの30日前から引越し後10日以内に手続き可能です。 1.スマホの「マイナポータル」アプリにログイン。 2.メニューから「引越しの手続」を選択。 3.引越し日、新住所、一緒に引っ越す人、横浜市(転入先)の来庁予定日・窓口を入力。 4.マイナンバーカードをスマホにかざして電子署名を行い、送信! 【ステップ2】 ステータスが「完了」になるのを待つ 送信後すぐには横浜市に行けません! 札幌市側でデータの処理が行われ、マイナポータル上の申請状況が「完了」になるのを確認します。 (通常1〜3営業日程度) これが「完了」になっていないと、横浜市の窓口に行っても「データが届いていません」と言われてしまうので注意です。 【ステップ3】 横浜市の区役所へ行く(実印登録もここで!) 「完了」を確認したら、ステップ1で指定した日に横浜市の区役所へ向かいます。 持ち物はマイナンバーカードだけ。 これ1枚でOKなんです! 窓口で「ワンストップサービスで転入手続きに来ました」と伝えればスムーズです。 ついでに、『■転入時…引っ越し先の自治体での手続き』に書いた「印鑑登録」も同時に行いましょう。 その場合は印鑑もお忘れなく。

■「引越しワンストップサービス」の注意点

注意点はたった一つ。暗証番号を忘れないこと! カードをスマホにかざすとき、英数字の長いパスワード(署名用)と、4桁の番号(利用者証明用)の両方を使います。久しぶりに使う方は、手続き前にメモを引っ張り出しておきましょう。 ここさえクリアすれば、役所での待ち時間も大幅に短縮できて、横浜での新生活を最高にスマートにスタートできますよ!

■さいごにまとめ

いかがでしたか? ポイントさえ押さえてしまえば、そんなに難しい手続きでもないですね。 でも、押さえるべきところを押さえておかないと二度手間、三度手間になることもしばしば(汗 ここまで読んだ方なら、浮かせられる時間とお金についてもご理解いただけたと思います。 浮いた時間で、引っ越し先の美味しいお店を検索。 浮いた費用で、美味しいランチでも頂きましょう❤ 新しい街での新生活が素敵な第一歩になりますよう、『e-はんこ 楽天市場店』は応援しております。 ※本記事の画像の一部は、画像生成AIを利用して作成しています。

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