🌿 クローブとは?
■ 基本情報
・和名:丁子(ちょうじ)
・学名:Syzygium aromaticum
・科名:フトモモ科
・原産地:インドネシア・モルッカ諸島(通称「スパイス諸島」)
・利用部位:花のつぼみを乾燥させたもの
クローブは、香りが非常に強いスパイスで、主に料理や薬用、そして香料などに利用されてきました。乾燥された状態のクローブは、小さな釘のような形をしているため、英語では "Clove(釘)" と呼ばれています。
🧪 成分と効能
主成分:ユージノール(Eugenol)
強い抗菌作用や鎮痛効果があり、歯科医療でも局所麻酔や鎮痛剤の成分として使用されることがあります。
<効果・効能>用途と説明
口腔ケア
口臭予防・虫歯予防・歯痛緩和などに利用される(昔はクローブを噛む習慣も)
消化促進
胃のむかつきや消化不良を和らげる作用
抗菌・防腐
肉やソースなどの保存や香り付けに活用
リラックス作用
香りに鎮静効果があり、アロマにも利用される
🧴 使用例
・クローブティーやクローブ入りカレーなどの飲食用スパイス
・クローブオイルとしての精油・アロマ
・歯痛の緩和や口内炎対策のナチュラルケア
・自作マウスウォッシュ、ポプリ、虫よけサシェ など
🛑 注意点
・濃縮されたクローブオイルは刺激が強いため、原液の直接使用は避けるべきです。
・妊娠中や乳幼児には、使用を控えることが推奨される場合があります。
1、ホールクローブ大さじ約1を小鍋に入れて沸騰させ、20分ほど煮出す。
2、火を止めて冷まし、こしてからマイボトルに保存。
3、毎回スワッシュし、口臭や軽度の歯肉炎ケアに使用。
※クローブの味はスパイシーなので、ペパーミントやシナモンを加えるのもおすすめ
✅まとめ
市販品なら「Re:Brush」の濃縮タイプや、「Dr. Ciccarelli」の医療級ケア製品が人気。
クローブ由来の抗菌・抗炎症・麻酔作用は、歯周ケアや口臭防止にも効果が期待できます。
手作りタイプは材料も安価で、自然派の方にぴったり。自分好みにアレンジも可能です。