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彫刻刀の使い方

公開日:2024/10/31 更新日:2025/09/05

彫る前に、板をすべらないようにしよう

彫る板の下にはすべり止めシート(ノンスリップシート)をしきましょう。 彫っている最中に思いがけない方向に板が動くと、彫刻刀の刃が手に当たってしまうなどの危険があるため、必ずしきましょう。

彫刻刀の持ち方

彫刻刀は鉛筆をにぎるように持ちます。 持つ位置は柄の真ん中よりも少し前(刃の側)の位置です。

丸刀、三角刀、平刀の使い方

彫刻刀の使い方
  • 彫るときは両手で支えながら動かしましょう。 彫り始めるときは刃を少し立てて、彫り終わりに向かってだんだんと刃を寝かせるようにして彫るときれいに彫れます。 ※切出し刀のみ使い方が異なります。ページの後半で紹介します。

    丸刀の特徴

    丸くやわらかい印象の線や、広い面を彫りたいときに使い勝手のよい彫刻刀です。

    三角刀の特徴

    細くするどい線や、せまい部分を彫りたいときに使います。

    平刀の特徴

    広い面をうすく平らに彫ることができ、ボカしたような表現もできます。丸刀や三角刀で彫ったミゾの間をすき取るのにも便利です。

    切出し刀(印刀)の使い方と特徴

    切出し刀の技法は様々ありますが、1番基本的な彫り方は反対の手の親指で押す彫り方です。 親指は刃のすぐ上の柄の部分を押しましょう。 手前から前方へ、親指で押し出すようにして彫ります。
    切り出し刀の彫り方
  • 真っすぐ切り込みを入れたら、板を180度回転させて反対側からもう一度同じところを彫ると、細くするどい線を彫ることができます。
    また、切出し刀で切れ込みを入れておくと、他の彫刻刀で彫るときにはみ出さずに彫ることができます。

    こんな使い方はNG!

    出し入れするときに刃をさわらない

    彫るときに手をうかさない

    刃を動かす方向に手をおかない

    刃を体の方向に動かさない

    彫刻刀の刃の先に手や体があると、万が一刃がすべったときにケガをしてしまう恐れがあります。 切出し刀の場合は手前に引く技法もありますが、彫刻刀の扱いになれていないうちは「手前から前方に向かって」彫ることを基本としましょう。 実際に作品を彫る際には、様々な方向の線や曲がった線を彫る場面が多くあります。そのときは無理に手や体をねじらずに、必ず板の方を回転させて、彫りやすい位置に置いてから彫りましょう。 ケガのないよう、素敵な作品を制作してくださいね♪