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「はちみつ」で支えたい!日々の健康
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「はちみつ」で支えたい!日々の健康
「はちみつ」で支えたい!日々の健康
公開日:2025/10/15 更新日:2026/04/13
暑さ寒さも彼岸まで、と言われるように、急に涼しくなって秋めいてきましたね。寒暖差が大きく、体調を崩してしまいがちな時期でもあります。 病院に行くほどではないけれど、身近なもので自分の体調を管理してみたい、という方におすすめなのが「はちみつ」。昔ながらの風邪予防・民間療法でも見聞きしたことがある、という方も多いことでしょう。 寒いときには温かいはちみつレモンやショウガ湯を飲む、のどがイガイガするようなときに、はちみつ大根を食べる、MGO(メチルグリオキサール)が含まれるマヌカハニーを摂る、など。今回は、そんな「はちみつ」の健康管理に役立つお話をご紹介していきます。
「はちみつ」の栄養素
「はちみつ」は、皆さんご存じの通りミツバチによって花の蜜から作られますが、成分は花の蜜と同一ではありません。ショ糖(砂糖)が主成分である花の蜜が、ミツバチの唾液中の酵素によって分解され、果糖とブドウ糖に変化し、濃縮されたものです。 その他の成分として、抗酸化作用をもつフラボノイドや、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸などが含まれています。粘度や保水性の高さから、喉をうるおして、乾燥による不快感をやわらげる目的で用いられることがあります。
お薬としての「はちみつ」
「はちみつ」は、漢方では生薬「蜂蜜(ホウミツ、ハチミツ)」と呼ばれ、実際の漢方処方では「大半夏湯(だいはんげとう)」という吐き気の緩和を目的とした漢方薬に、半夏(はんげ)・人参(にんじん)といった生薬とともに配合されています。その他には、漢方薬の丸剤を作る際の結合剤や、薬の風味を和らげて飲みやすくする成分(矯味剤)などに使われています。 小さなお子さんに薬を飲ませるのは一苦労…という親御さんも多いかと思いますので、この矯味剤(甘味料)としての使い方の例をご紹介します。 薬をそのままでは嫌がって飲めない場合、粉薬を少量の「はちみつ」でペースト状に練って、清潔にした指先にとり、上あご・頬の内側に塗って、その後水や白湯をスプーンなどで飲ませると、スムーズに飲めることがあります。 ただ、この方法も、酸性で苦味が強くなってしまうマクロライド系の抗生剤(クラリスロマイシンなど)は、㏗が3.8前後と弱酸性である「はちみつ」と一緒に摂ると、より苦くなってしまう可能性があります。そのため、苦みを感じやすい舌先には直接つけないようにするとよいでしょう。 ※「はちみつ」にはボツリヌス菌が含まれる可能性があり、乳児ボツリヌス症の発症を防ぐためにも1歳未満の乳児には与えないでください。
「はちみつ」を摂るときの注意点
「はちみつ」が健康管理に役立つといっても、食べ過ぎには注意が必要です。 「はちみつ」のGI値(食後血糖値の上がりやすさを示す指数)は蜜源によって差があり、30〜65とされています。このことから低〜中GI食品に分類されています。「はちみつ」に含まれる糖質(果糖やブドウ糖)はすぐにエネルギーに変換されるといわれていますが、摂り過ぎるとエネルギーとして使われずに、脂肪として蓄積されやすくなります。「はちみつ」の一日の摂取量の目安は大さじ1~2杯(20~40g)といわれていますので、のどの乾燥を除いたり、他の薬と一緒に飲んだりする場合も、それを超えないよう調整するとよいでしょう。 ▼GI値についてもっと知りたい方はこちらから▼
また、「はちみつ」の主成分は、虫歯菌の主なエサとなるショ糖(砂糖)ではなく、果糖とブドウ糖です。そのため、一般的に虫歯になりにくいと考えられることがあります。しかし、花の蜜(ショ糖)を原料とする「はちみつ」ですので、必ずしもショ糖の含有量が0というわけではありません。(2%前後は、残っているといわれています。)また、加糖された「はちみつ」には、虫歯の原因となるショ糖が添加されていることがあります。 のどの保湿と虫歯リスクの軽減の両方を意識するには、加工されていない「純粋はちみつ」を選んだり、口にした後は、のどの奥を洗い流さない程度に口をゆすいだり、歯磨きをすることが推奨されます。
最後に
昔から食に、美容に、薬にと重宝されてきた「はちみつ」。普段お料理に使っているお砂糖を「はちみつ」に置き換えてみたり、薬を服用しやすくしたりと活用して、秋冬の寒さを乗り切っていきましょう。
むすたーはむ ナチュラルフードコーディネーター×薬剤師 薬剤師として病院や薬局勤務後、出産を機に主婦へ。 子どもの食物アレルギーをきっかけに、グルテンフリーの米粉パン作りやヘルシーな植物性素材のレシピに興味をもち、ナチュラルフードコーディネーターの資格を取得。 現在は4人育児のかたわら、アレルギー対応や、プラントベースのレシピ発信を続けています。
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