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身近な食材で!早めの紫外線対策 | にっぽん津々浦々

公開日:2026/06/10 更新日:2026/06/10
過ごしやすい気温から、汗ばむほどの暑さが続く季節になってきましたね。6月は梅雨の時季ですが、一年の中でもぐっと紫外線量が上がってくる時期でもあります。 紫外線が多くなる夏本番を前に、肌にヒリヒリした赤みや色素沈着を生じる「日焼け」が心配…という方も多いのではないでしょうか。 長袖シャツを着たり、日焼け止めを肌に塗ったり、日傘をさす、といった方法が有効であることは皆さんもご存じの通りです。 そこで今回は、その他のアプローチとして、紫外線対策におすすめの食材や食べ方といった、体の内側からできる対策をご紹介していきます。

紫外線対策によい食べ物

まず、紫外線対策によいとされる食べ物として、抗酸化作用を持つビタミンA、C、Eを多く含むものが挙げられます。3つのビタミンを合わせて「ビタミンACE(エース) 」と呼ばれることもあります。 ビタミンAを多く含む食品としては、にんじん・ほうれん草・海苔など、ビタミンCを多く含む食品としてはアセロラ・キウイフルーツ・レモン・パプリカ・ブロッコリーなど、ビタミンEを多く含む食品としては、アーモンドやヘーゼルナッツといったナッツ類・かぼちゃ・大豆製品などがあります。 このうちビタミンAとEは脂溶性ビタミンであるため、油脂と一緒に摂ると吸収されやすくなります。熱に強いため、適度な油脂と加熱調理しても安心して食べられます。 ビタミンCは水溶性ビタミンであり、空腹時に摂取すると体外へ排泄されやすくなるといわれています。食後に摂取したり、こまめに分けて摂ったりすることで、吸収率を高めることが期待できます。また熱に弱いため、加熱するよりも生食に向いています。

コウジ酸のこと

「コウジ酸」という成分をご存じでしょうか。 コウジ酸とは、その名の通り麹菌の発酵過程で産生される成分の一つで、米麹甘酒をはじめ、味噌・醤油・塩麴といった麹を使った発酵食品に含まれています。 日本酒を仕込む杜氏(とうじ)さんの手が、水仕事をしながらも白くなめらかで美しいことから発見され、1988年に厚生労働省から認可を受けて、日本で初めて美白有効成分として承認されたという経緯もあります。 さまざまな化粧品に配合されていますが、経口摂取による作用についてはまだ研究段階にあり、注目されています。普段のお料理の中で、塩やお砂糖を麹の発酵食品に置きかえることで、腸内環境を整える食生活につながったり、間接的に肌の調子をサポートしたりすることが期待できます。

光毒性とは?

「光毒性」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 光毒性とは、直射日光に当たると紫外線に過度に反応し、肌にダメージを与えるとされる性質のことです。 光毒性を持つ物質として有名なのが、ソラレンという物質です。 ソラレンは、グレープフルーツ・レモン・オレンジといった柑橘類や、パセリ・セロリなどの一部の野菜に含まれる天然化合物ですが、摂取したり肌に直接つけたりすると、紫外線を吸収しやすくする性質があるとされています。ソラレンを摂取した後、2~5時間で体が紫外線を吸収しやすい状態になり、7時間ほどは持続する、といわれています。そのため、例えば朝7時に朝食として取り入れると、1日の中でも紫外線の強さがピークとなる正午頃まで、体が紫外線を吸収しやすい状態となってしまうことになります。 このことから、ソラレンを含む食品は朝よりも、できるだけ日の沈む夕方から夜間に食べることが望ましい、とされています。
今回は、食事における紫外線対策をご紹介しました。 体の外からの対策だけでなく、中からの対策も取り入れることで、肌へのダメージをより軽減する効果が期待できます。 食べ方やタイミングにも気を付けていくことで、夏の日差しから大切な肌を守っていけると良いですね。
むすたーはむ ナチュラルフードコーディネーター×薬剤師 薬剤師として病院や薬局勤務後、出産を機に主婦へ。 子どもの食物アレルギーをきっかけに、グルテンフリーの米粉パン作りやヘルシーな植物性素材のレシピに興味をもち、ナチュラルフードコーディネーターの資格を取得。 現在は4人育児のかたわら、アレルギー対応や、プラントベースのレシピ発信を続けています。

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