ワールドラビットファンクラブで会員に紹介するチモシー牧草を選定するとき、いろんな商品を集めて比較しました。 牧草はデリケートな商品で産地・保管・流通・天候などにより品質に差が出やすいのです。先週はよかったけど今週の商品はいまいちということもあります。見た目は良くないけどうさぎは良く食べるというケースもあるのです。 牧草を選ばれるときは販売されている商品を何点か比較されるといいと思います。 比較テストではまずワールドラビットファンクラブの会員うさぎと事務局のうさぎで賞味テストを行います。評価ポイントは食いつき、食べ残しの2点。続いて人間の評価。見た目、色、香り、枯葉の状況など。 (牧草を食べるのは人間ではないのですが購入するのは飼い主さんですから人間側の評価も入れています)この合計ポイントで取り扱いする牧草を選定しました。

パパイン酵素タブレット“パパイヤボール” 1999年ころまでは海外のブリーダーさんの紹介で海外製のパパイヤサプリメントを輸入し、ワールドラビットファンクラブの会員さんに会報で紹介していました。 あるとき配合されているパパイン酵素の量を調べたのですが、配合されていたパパイン酵素の量はゼロだと判明したのです。 これはまずいと国内での製造に切り替えることに。 以前から顔合わせしていた富山の製薬会社さんに相談。配合や原料を幾度も調整しながら2年くらいかけて現在の毛球症予防サプリメント“パパイヤボール”の初期型が出来上がりました。 その後ワールドラビットファンクラブの会員うさぎにモニターを依頼し、何度となくテストを繰り返し現在の商品になっています。 パパイヤボールに配合した精製パパイン酵素はたんぱく質分解力が高く配合量の設定がとてもデリケート。あまり多いとおなかを壊すし少ないと役に立たないし、ちょうどいいバランスを狙う必要があったのです。 会員のうさぎ、事務所のうさぎたちにモニターになってもらい配合量を微妙に変化させてテストを繰り返し、さらに数年ごとに配合を見直ししました。その結果現在の規格に落ち着いたのです。 今ではパパイヤボールは全国各地の動物病院さんや大型ペットショップさんでも取り扱いされ、先生からうっ滞予防におすすめいただき、信頼のブランドとして広く知られるようになっています。

カナダから出来立てを空輸しているマーチンラビットフード。 高栄養で消化吸収に優れていておいしいので、 食の細い子、高齢の子、やせ形の子、体力をつけたい子、病気がちの子、グルメな子、などに適しています。 WRFCの10歳以上になる子のうち90%以上がこのフードを食べているというデータもございます。 栄養豊富でおいしくて長生きになるかもしれないフード、いかがですか。

【斜頸のももちゃんの食事リポート】 去年の春から斜頸になったもも。 現在、90度右に傾いたまま生活しています。 回転はおさまり少しなら歩けるようになりました。 ケージの中は四方にご飯を置く棚を設置してどこに回っても食べられるようにしています。 ごはんは、パン、セロリ、キャベツ、アルファルファ、タブレットミックス、ドライリンゴなど。 遊び場に出るときは、ちゃん、とろと３人一緒。 時々トロとちゃんはモモのそばによって心配してくれています。 ももが倒れそうになるとだれかが頭を添えて支えることもあります。 うさぎって弱いものを大事にする心優しい動物です。 飲ませている薬類は、野菜酵素、抗生剤・漢方・オリゴ糖・乳酸菌・食物繊維。 体力維持のために粉末フードを野菜ジュースとフルーツジュースに溶いて、たんぱく質とビタミン、食物繊維を強化して飲ませています。 体重は発病前とほぼ同じで体力は保てていると思います。 ちなみにいままで育てた100びょんの中で斜頸のまま暮らした子は2びょん目。13年前にいたラムダ君以来です。 今はこの時よりも少しは多く対処方法もわかるのでモモちゃんは幸せだと思います。

【うさぎの健康は腸で作られます】 うさぎは腸でチモシーの繊維などを発酵させて消化しています、だから腸内微生物が元気かどうかとても大事なのです。 胃腸健康タブレットに配合されたEC-12フェカリス乳酸菌はうさぎの腸内微生物を約２倍にするそうです。 さらに胃腸健康タブレットに配合された食物繊維デキストリン、オリゴ糖は腸内微生物のエサになってうさぎの発酵消化をサポートするそうです。 またEC-12フェカリス乳酸菌は普通の乳酸菌の1/10ととても小さいので人間のあかちゃんやウサギなどの弱い動物に適しているのです。 うさぎの健康はフンの大きさ量でわかります。丸くてやや緑ががった大きなフンが出ていれば今日も元気。 黒くて形がいびつだったり小さいときは早めにうさぎ乳酸菌サプリメント胃腸健康タブレットを。もちろんチモシー牧草たっぷり食べてもらうこともお忘れなく。 うさぎの健康は腸で作られます。 腸の健康は微生物が支えているのです。

うさぎのアンケートより“ペットロス” うさぎ孝行したいときにはうさぎ無し ペットがなくなった後で健康管理について後悔する人は68%。 多くの方はあのときこうしておけばよかった、やはりもっと早く病院に連れて行けばよかったなどと後で悔やむのです。 ペットロスが半年以上続いた方は63%。2年以上立ち直れなかった方は13%もいます。 今日は仕事が忙しいから、 今月はお金がひっ迫しているから、 こんな行けない理由を考えながら ネットで情報を調べているうちにどんどん症状が進んでしまうのです。 体調が少しでもおかしいと感じたらできるだけ早めに動物病院に連れて行ってあげてください。 うさぎは人間の30分の1の大きさ。さぎは小さくて弱い動物です。すこしの変調ですぐに重篤になることもあります。 早めに治療を開始すれば治る病気も進行してしまってからでは遅くなって手当てできない、お金もたくさんかかってしまうということもあるのです。 うさぎさんのために、そして飼い主さんのためにもお早目の病院をお勧めいたします。 “暑い時期にうさぎを連れて行くときの対策” 外気温が30度以上の日はキャリーの中に保冷剤を入れましょう。小型の保冷剤は1-3時間程度しか持ちません。20センチ程度の中型の保冷剤なら4-6時間は持ちます。 タオルでくるんでうさぎのわきに入れるといいでしょう。また途中で水分を補給してあげましょう。水をシリンジで強制給水するか、葉物野菜を食べさせるといいでしょう。葉物野菜はキャベツ・セロリなどがいいでしょう。