コインを売ったときの税金ってどうなるの?かんたん解説!
公開日:2025/06/09 更新日:2025/06/09「コインを売って利益が出たら、20%くらい税金がかかるって聞いたんだけど、本当?」
実は、売ったときの利益(売却益)に課税されるケースがあるんです。
でも大丈夫!今回はイラストや表を使って、超わかりやすく解説しますね。
まず、コインを売って利益が出た場合、その利益は「総合譲渡所得」として計算します。
売却益はこうやって計算されます。
(例)
🪙 85万円で買ったコイン → 185万円で売れた!
売却益 = 185万円 − 85万円 = 100万円
そして、総合譲渡所得には嬉しいポイントがあります。
それが「年間50万円までの特別控除」!
つまり、年間の売却益が50万円以下なら、税金はゼロなんです。
この「総合譲渡所得」は、会社員(サラリーマン)の場合、給与と合算して課税されます。
だから、所得税率は給与収入によって決まります。
例えば、年収500万円くらいの方なら、目安として
所得税率:約10%
住民税率:一律10%
合計でおおむね20%程度になります。
💴「給与にプラスして課税されるんだね!」
→「課税対象額が増えるから、税率もその分適用されるよ」
例)
利益100万円 − 特別控除50万円 = 課税対象額50万円
→ この50万円分に税率がかかるというイメージです。
さらに、コインを5年以上保有してから売却した場合は「長期譲渡所得」扱いになります。
この場合、課税対象額が1/2に軽減されるんです!
(特別控除50万円を差し引いてから、さらに1/2になります)
(例)
売却益100万円 − 特別控除50万円 = 50万円
50万円 × 1/2 = 25万円(課税対象額)
このおかげで、税負担を大きく減らすことができるんですね。
・コインを売った利益は「総合譲渡所得」として計算
・年間50万円までなら税金ゼロ(特別控除)
・給与と合算して課税される(年収500万円なら20%くらい)
・5年以上持つと「長期譲渡所得」で税額が半分に!