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時計の時間がズレる?ー原因と対処法ー

公開日:2026/03/04 更新日:2026/03/05
どうも、最近家で使ってるキーボードがうるさくて買い替えを考えている池田です。ラピッドトリガー搭載でオススメがあれば教えてください。 さて、今日は「時計の精度」に関するお話です。 今日のテーマも、お客様からよくいただくお問い合わせから書こうと思った次第なのですが、よくいただく問い合わせというのが、 「最近、時計の時間がズレるんだけど、これって故障?」 という質問です。このお問い合わせ、ほんと~~~に多いです。1日3~5件くらい来ることもあるくらい多いです。 基本的には時計の性能によって、一日からひと月に生じる誤差(日差や月差)のご説明やその他ご案内を行いますが、お送りいただいたお時計を直接確認すると、ほとんどが故障ではありません。 ということで、今日は時計の時間がズレる原因と確認方法、その対処法をお話しします。

秒針が「2秒ずつ」動いていませんか?

もし、あなたの時計の秒針がカチッ、カチッ……と1秒ずつではなく、「カチッカチッ、カチッカチッ……(2秒飛ばし)」と動き始めたら… 「壊れた!」と思ってかなり焦りますよね。 しかし、これはむしろ時計が正常だから発生する機能なんです。 時計が2秒飛ばしで動き始めるのは「2秒運針(ステップ運針)」といって、電池式(クォーツ)やソーラー時計が「もうすぐエネルギーが切れるよ!」と教えてくれているサイン。故障ではなく、早めの電池交換や充電を促す親切設計なんです。 すべての時計に搭載されているとは限りませんが、時計が2秒運針を始めた場合は電池切れのサインです。 電池式の場合 → 電池の寿命が近く、電池交換時期のサイン。 ソーラー式の場合 → 充電切れのサイン。太陽光に当てて、しっかり充電して。 また、3秒運針であったり、時計によってはいくつか挙動が異なりますので、取扱説明書をご確認ください。 対処法 電池式の場合はどうしても電池の寿命があります。 そのため、電池交換の煩わしさが嫌な場合は、 ・定期的な電池交換の必要が無い「ソーラーモデル」を選ぶ・「10年電池」のような長寿命電池を使用した腕時計を選ぶ ことで、電池交換のストレスから解放されます。

「電池式=磁気に強い」は大きな間違い?

ここが今日一番お伝えしたいポイントです。 実は、機械式よりも電池式(クォーツ)の方が、一時的な磁気の影響を強く受けやすいことをご存知でしょうか? 時計は「電池式は電子制御だから磁石なんて関係ないでしょ」と思われがちです。 実はクオーツ電池式腕時計は、内部機械の針を動かすモーターのコイルに磁場を発生させ、ローター(方位磁石)を回転させて針を動かす仕組みのため、強い磁気に近づくと「磁気帯び」しやすく、時間の遅れや停止が発生します。 磁力の強いスマホやPCの近くに置くと、このコイルが磁気の影響を受けて、モーターの回転が狂ってしまうんです。 もちろん機械式腕時計も磁気帯びは発生します。 そのため、多くの腕時計は磁気製品から最低5cm以上、10cm以上空けるのが望ましいとされています。 磁気製品とは、現代の生活ではごく身近にたくさんありまして、スマホ・マグネット・スピーカー・冷蔵庫などがあります。 もちろん、近づけたら確実にズレが発生する、故障するというわけではありませんが、こういった磁気製品への接触が重なり、製品の想定以上のズレが発生することが多いです。 よく「近づけたことは無い!」というお客様もいますが、気づかないところで磁気帯びしているのが腕時計の難しいところです。 対処法 時計を長年扱っていたり愛用している方でないと、磁気帯びを防ぐのは、気をつけていても難しいことです。 ですが、古くからの磁気帯びが問題であったことから、腕時計ブランドたちは磁気帯びに対して「耐磁性能」をもった腕時計を開発しています。 そのため、磁気帯びの経験がある方、磁気抜きの依頼が必要になるのが面倒くさいという方は、商品スペックの「耐磁性能」をご確認いただくことをお勧めしています。(あくまでも一番の対策は磁気に近づけないことです!) 下記に耐磁性能の表記別の性能と気をつけるべき磁気製品を表にまとめてみたので、参考にどうぞ!

★磁気帯びしているか、簡単に確認する方法

実はお家で簡単に磁気帯びしているか確認する方法があります。 それは100均などで売っている方位磁針を使う方法です。 もし時計が磁気帯びしている場合は、時計を方位磁針に近づけると方位磁石が振れます。 針が少し動くぐらいならそこまでの心配は不要ですが、大きく動くようならお近くの時計店で磁気抜きを依頼をお願いしましょう。

時計も「寒い」とサボりたくなる

僕は寒いのが苦手で、冬になると布団にくるまって中々動けないことが多いです。でもストーブに当たったり暖かくすると動けるようになります。 こんな人、意外と多いんじゃないかなと思います。 実は時計も「寒い場所」だと動きが鈍くなるんです。 車も冬に載るとエンジンがかかりにくくなったりするように、腕時計も含め、機械は寒さに弱いんですね。 腕時計が寒さに弱い理由は、内部に使用されているオイルが原因です。 時計はゼンマイがかみ合って針を動かしていますが、オイルが無いとすぐに摩耗してゼンマイが使い物にならなくなるんですね。これを防ぐために、パーツ間には専用のオイルが塗られています。 寒い場所だと、このオイルの粘度が落ちて動きが鈍くなるため、精度が悪くなってしまうというのが原因です。 対処法 この寒さに対しては、オイルの種類が関係するため、なかなか購入時から対策することはできません。 そのため、一番の対処法は「腕時計を寒さにさらさない」ということになります。 ・できるだけ暖かい部屋で保管したり、布等で包んで置いておく・腕に巻いて体温に近い温度を保つ・服の袖口の中に避難させる こういった少しのことでも、時間のずれは減らすことができます。

最後に

今回は時計の時間がズレる原因と対処法についてお話しました。参考になりましたでしょうか? 腕時計は意外と精密機器なので慎重に扱わないとすぐに時間がズレてしまうことも多いですが、簡単な対処法を知っているだけで故障やズレは減らすことができます。 今回紹介した理由以外でも時間のずれが発生したり、製品不良や故障の場合もありますので、不安な場合は一度お店に問い合わせることをお勧めします。 ではまた。