懐かしいです、この1本。 当時のTVのCMでは、作家&タレントの野坂 昭如が出演、 「ソ・ソクラテスかプラトンか、ニ・ニ・ニーチェかサルトルか、みーんな悩んで大きくなった、 俺もお前も大物だーっ!」 この歌が忘れられません。 今回のGOLDも、当方の貴重な資料として、永年に渡り、保持させていただきます。

この度は良いお品をご案内、御世話下さいましてありがとうございました。 1960年発売の、初代ローヤルのラベル、未開封品、しかも、しっかりとした箱付きの包装状態、 箱の中の布張りも状態が良好、まさに昭和時代のウイスキーです。 (余談ですが、当時のサントリー = 壽屋、の広告が載った60年代前半の料理の本を当方は所持して いますが、同型のローヤルが登場しています) この包装状態のローヤル、思えば私が小さい時、このローヤルは酒屋さんあるいはデパートの酒類 コーナーの一段高い棚に置かれていたと記憶しております。やはり「ウイスキーは高級だ、格調が高い」 を示している様な風景でした。価格を調べても、40数年前でローヤルは\5,000、現在の貨幣価格に直すと \20,000以上もするということになります。 しかもその当時、ウイスキーにもランクが設定され、特級、一級、二級、とされていた時代です。 岩手県内の古くからある酒屋さんにも、ずっと昔の「男の気持ちです サントリーウイスキー」という キャッチコピーが残っているお店がありました。 まさに「古き良き昭和時代」を感じさせ、そして伝える貴重な歴史の逸品です。 今世紀に入り、酒税法等が改正され、ローヤルは比較的入手し易くなった、スーパーでもある程度の数が 置いてある、然し、この60'sの時代と比較すると、入手し易くなったとはいえ、何処か面白みに欠ける、 無機的な感も否めません。 御世話いただいた「60`sローヤル」は、貴重な昭和の歴史資料として、末長く大切にさせていただきます。 この前後に御世話いただいた「GORDON`s LONDON DRY (箱付き、貴重です、ボトルデザインは 私はこちらが好き)」、「サントリーGOLD」も貴重な資料です。