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【コラム】受診が必要な泣きとは?

公開日:2025/11/10 更新日:2025/11/11

受診が必要な泣きとは?

赤ちゃんは、ことばを話すことができないので、気持ちやしてほしいことを「泣き」で伝えます。オッパイで空腹が満たされたり、衣類やおむつを替えたりすることで赤ちゃんの欲求が満たされ、心地よさそうにすれば、親としても満足や自信が得られます。しかし赤ちゃんが何をしても泣き止まない、特に夜泣きが何日も続けば、何か異常が起こっているのではないかと心配や不安を覚え、夜泣き対策に追われ、親自身も睡眠や健康障害を起こし、日常生活や育児に支障を来すようになってしまいます。ここでは、生理的な泣きと過度な泣きの違い、病院受診が必要な泣きについて一緒に考えてみましょう。
1.生理的な泣き 生理的な泣きであれば、授乳(離乳食)や、げっぷ、おむつ交換、抱っこなど要求が満たされれば、おさまります。 2.過度な泣き 授乳をしてもげっぷを出しても、オムツを変えても、寝具を整えても、環境を調整しても赤ちゃんの欲求が満たされず、泣きが長く続くものを過度な泣きとみなします。過度な泣きの95%は具体的な原因や病気は見られません。親にとって、赤ちゃんの原因不明の泣きはストレスを与えますが、自然に落ち着き、将来発達に影響することはないと言われています。成長過程の一つかもしれませんが、数週間、何か月も続くと親の方が疲労困憊してしまいますので、早めに助産師や保健師などに相談してみましょう。かかりつけの小児科医に相談することもできます。 3.病院受診が必要な泣き 日常的なお世話、授乳する、げっぷをさせる、おむつを替える、抱っこをなどをしても、過度な泣きが続くことがあります。病院受診が必要な割合は5%未満ですが、次のような症状があれば注意をしてください。 赤ちゃんは風邪を引いた後に中耳炎にかかることがよくあります。ぐずったり、オッパイを飲まなくなったり、耳を触ったり、突然泣き始める場合には中耳炎を疑って、耳鼻咽喉科を受診しても良いでしょう。 嘔吐や発熱が見られる場合には、別の病気が隠れていることがあります。かかりつけの小児科医を受診しましょう。受診の際には、いつ症状が出たのか、どれくらい続いているのか、対処したことなどをメモに残して置き、説明できるようにしておきましょう。吐いたものは、現物をビニール袋に入れたり、写真を撮るなどして、見せると診断に役立つことがあります。
4.こどもの救急 赤ちゃんが「泣き止まない」とき、どうしたら良いか、「こどもの救急」で調べることができます。 「こどもの救急」「日本小児科学会」で、検索してみてください。 「こどもの救急」のサイトにアクセスし、「泣き止まない」を選択すると、下記の症状が示されます。そのなかから、お子さんにあてはまる全ての項目を選択し、「結果をみる」ボタンをクリックすると、おうちで様子を見てよいか、救急車を呼ぶか、受診の際に持参するものなどを教えてくれます。 もし受診を迷う場合には、「小児救電話相談#8000」に連絡すると相談員が対応してくれます。 ------------------------------------------------------------------ □ 元気がなく、ぐったりしている □ 呼吸があらく、しんどそう □ 顔色・皮膚色が悪い □ 泣いていたのに、急に泣き止みぐったりした □ 抱っこしてあやしても1時間以上泣き止まない □ 手足の指が腫れている □ 嘔吐や血便が出てきた □ オムツを替える時、足を痛がる □ 38℃以上の発熱がある □ おまた(陰のう、股のつけね)がふくらんでいる □ 耳をさわる。耳だれがある □ 2〜3日前からウンチが出ていない □ おしりが赤い □ 元気がある □ だっこしてしばらくすると、泣き止む □ 母乳やミルクを与えると落ち着く ------------------------------------------------------------------

まとめ

昼間は過度な泣きであっても何とか対処できますが、夜は泣き対策が上手く行かないと、不安がさらに不安を呼び、赤ちゃんに何か起こっているのではないかと恐怖を覚えるかもしれません。夜泣き対策の一つとして、どのような症状に注意し、どのようなタイミングで受診をしたら良いかを知っておくと、少しは余裕が生まれるのではないかと思います。季節の変わり目は、自律神経が乱れ、夜泣きも多くなります。過度に不安にならず落ち着いて対策ができるために、受診についても考えておきましょう。
更新日12/1512/0812/14集計