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産後の3つのR

公開日:2026/02/25 更新日:2026/03/09

産後の3つのR

リカバリー・リハビリテーション・リフォーム
かつて、産褥期(産後6~8週間)のケアでは、妊娠や分娩によって起こった生殖器(子宮や産道)や全身の変化が妊娠前の状態に回復(リカバリー)させることを中心とした支援が行われてきました。 この考え方のもとでは、母親の身体は産後3か月頃には回復していることになります。 しかし、近年、産後の重要性に対して 自然回復に任せるのではなく、医療的・社会的な支援が必要だというように認識が変わってきています。産後の身体は 全治数か月の交通事故に例えられています。 国内外の研究で、産後6か月から1年にたっても、多くの母親が肩こりや腰痛などの慢性痛、慢性的な疲労、睡眠不足、尿もれ 産後うつなどの心身の不調に悩んでいることが明らかにされました。 そして、第1子出産後に離職せず職場復帰する女性の割合が増加し、現在では8割近くになっています。 これらを受け、自治体による産後ケアが努力義務化され、「育休復帰支援プラン」を導入する企業も急速に増えています。 この流れのなかで、産後リハビリ、産後リフォームへの関心も高まっています。

1.産後リハビリテーションについて

日本では、長らく産後の不調は生理的な変化の一部と捉えられ、自然な回復を促してきました。 これに対して海外では、出産直後から必要不可欠のケアとしてリハビリ(回復・機能改善)が行われているとことがあります。 例えば、フランスの骨盤底筋のケアでは保険が適用されています。 欧米では腹直筋、離開に対する体型改善や筋力回復のプログラムを受ける選択肢もあります。 韓国では、普通に産後ケア施設に入院し、プロから育児支援を受けながら自身の身体の回復のために専門的なケアを受けることができます。 出産に伴うダメージは、リハビリテーションで治すという考えのもと積極的な介入が行われます。 日本でも、骨盤底筋ケアや姿勢改善などの取り組みが始まっています。しかし産後リハビリテーションの必要性に対する認識不足に加え、利用施設や専門家が少ないため一部の人の利用に留まっています。

2.産後リフォームについて

リフォーム(Reform)は、「改革する」「改正する」「改善する」という意味があります。 産後リフォームは,産後ケアは特別なものではなく必要不可欠で、出産前から準備し、心身のケアの融合したものだと言われています。 従来の産後ケアに対して改革だけでなく、産後ケアの認識を大きく変えているようにも思います。 ただ、市場で使用される産後リフォームは、和製英語でありマーケティング用語です。 妊娠前の状態に改善すると言う意味で使用され、主に身体的な骨盤矯正、スタイル補正など、「体型戻し」の効果を謡う下着、骨盤ベルト、ウェストニッパー、ガードルなどが含まれます。そこには、体を元に戻すだけでなく、より健康的で美しい身体にリフォームしたいという願いもあります。 産後のリフォームの下着は、体調の回復に合わせて使用する必要があります。 産後間もない時期は、骨盤底筋が緩んでいるため ウェストニッパーやガードルで腹部を強く締めると血行不良になったり、腹圧が高まり尿失禁を起こしやすくなったりするかもしれません。悪露が続いている間のガードルの着用は、会陰の傷の回復を遅らせるかもしれません。長期にガードルやウェストニッパーなどに依存すると筋力が低下し、ポッコリお腹が戻りにくくなるかもしれません。 着用するだけでウエストが締まったり、お腹が引っ込んだり、痩せることはありません。 自ら体操や運動をしてインナーマッスルを鍛えなければ、骨盤底筋の回復は遅れ、腹部には脂肪がつきやすくなるでしょう。 産後リフォーム下着は、賢く使いましょう。

まとめ

産後は、リカバリー(回復)だけでなく、リハビリテーション(回復・機能改善)が重要です。 日本の女性は、赤ちゃん優先で自分のことを後回しにしますが、そのつけは、社会復帰を送らせ、生涯の健康にも影響します。 ママが健康であってこそ、赤ちゃんは健やかに成長し、家の中も明るくなります。 専門的なリハビリテーションを受けるのは難しいかもしれませんが、授乳やおむつ替え、抱き上げ・抱っこなどの育児を行うときは、正しい姿勢を意識するだけでも身体の不調を予防、軽減することができます。赤ちゃんのお世話をする際には、意識してみてください。 また、リフォーム下着を適切に活用すれば、姿勢が良くなり、活動しやすくなるかもしれません。 着用するだけでなく、ストレッチ、ウォーキング、骨盤底筋体操などを生活のなかに取り入れましょう。
更新日04/14(04/07〜04/13集計)