こんにちは。スタッフYです。
Smile&の「ほっとけーち」は、控えめな甘さがママやパパに好まれている理由のひとつです。「長野のりんごピューレ」も、砂糖を使わず、りんごそのものの自然な甘さで仕上げている点に共感してくださる方が多くいらっしゃいます。
「子どもには、できるだけ砂糖を控えたい」という声をよく耳にします。糖質の一種である砂糖は、摂りすぎると子どもの健康や食習慣に影響を与えることもあるため、気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、管理栄養士の端場愛さんにお話をうかがいました。
糖質とは、炭水化物の一種で、体を動かすエネルギーとして使われる栄養素のこと。砂糖(白砂糖)の成分のほとんどが糖質で構成されています。糖質は体に不可欠な栄養素ですが、砂糖は「太る」「虫歯になる」などのデメリットもあることから、子どもたちへ積極的に与えたくないという親御さんもいらっしゃいます。しかし、本当に砂糖を含む糖質は子どもにとって悪者なのでしょうか?今回は、砂糖が体に与える悪い影響・良い影響を解説し、どう付き合っていけばよいのか、ご紹介します。
子どもは本能的に甘いものを好む傾向にあります。ですが、甘いものの食べ過ぎには注意が必要です。その理由を3つ、見ていきましょう。
①甘いものを食べる→イライラの悪循環が
大人も、ラーメンやファーストフードなど糖質の多いものをたくさん食べた後に、すぐにお腹が空いてイライラしたり、また何か食べたくなった経験はありませんか?実は、子どもにも同じことが起きているのかもしれません。糖質の多いものを一気に食べると、脳が「エネルギーが足りない!」と勘違いして、お腹が空いたと感じてしまうのです。
こう聞くと「なぜ糖質を摂ったのにエネルギーが足りないと、脳が勘違いするの?」と疑問に思うのではないでしょうか。この答えには、血糖値が関係しています。
甘いおやつやジュースをたくさん摂ると、血液中の糖分(血糖値)が急上昇。すると、体は血糖値を下げようとして、インスリンというホルモンをたくさん出します。インスリンは、血糖値の上がり具合に合わせて量が調整される特徴があります。
要するに、甘いおやつをたくさん食べた分だけ、インスリンも大量に使われるため、血糖値は急激に下がってしまうのです。
血糖値の急激な変化は、集中力の低下やイライラの原因になるだけでなく、脳が勘違いして空腹を感じることで、さらに甘いものを欲しがるという悪循環になります。また、インスリンは余分な糖分を脂肪としてため込む働きがあるので、血糖値が上がりやすい食生活を続けていると、太りやすくなってしまうのです。
②隠れたビタミン泥棒だから
糖質をエネルギーに変えるには、ビタミンB群(主にビタミンB1)が必要です。ビタミンB群が不足すると集中力低下や疲労感、食欲不振などの不調を引き起こす可能性があります。
砂糖をたくさん摂った場合、同時にビタミンB群もたくさん必要とします。しかし、ビタミンB群は体の中に貯めておけない栄養素なので、つい足りなくなることも。このような食生活を続けると、子どもがぼーっとしたり、疲れやすかったりする原因の一つになります。
③虫歯の原因になりやすいから
砂糖は口の中にいる虫歯菌のエサとなります。虫歯菌は砂糖を分解する際に酸を作り、この酸が歯の表面のエナメル質を溶かします。エナメル質が溶けることで、虫歯が大きくなるのです。
要は、甘いおやつを食べる頻度が高ければ、虫歯菌にエサをあげているようなもの。特にアメやチョコレートなど、口の中に長時間残りやすいおやつは虫歯のリスクを上げるといわれています。
砂糖は体によくないことばかり?いいえ、そんなことはありません。
後編では、砂糖の良いところと上手な付き合い方を詳しくご紹介します。