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コント「防寒着の番人」冬の犬散歩

公開日:2025/10/30
登場人物 主人(タケシ): 極度の寒がり。 犬への愛情と寒さとの間で葛藤する。 犬(ポチ): ミニチュアダックスフンド。 防寒着を着せられているが、意外とタフ。 妻(声のみ): 家の中からタケシの行動を監視している。

散歩の前の儀式

タケシ:よし、ポチ。深呼吸だ。 (自分に言い聞かせるように) 外は北極だぞ。生きて帰るんだ。 ポチ:(キューン...) タケシ:お前はいいよな、毛皮があるから。 …いや、ダメだ。お前だって寒いだろう! 今日は特別、 **「ポチ用・完全防寒着セット」**だ! 【タケシ、ポチにフードを被せ、 耳まで覆うバラクラバ風の帽子(手編み) を取り出す】 タケシ:これだ!耳からの冷えは万病のもとだ。 ママが編んでくれた、 「耳までぬっくしバラクラバ」! さあ、行くぞ。 ポチ:(ブルブル…服のせいか、迷惑そう) タケシ:何を震えている。お前のためだ! 愛だ!さあ、**「極寒地仕様・ゴーグル」**も装着! (サングラス風の犬用ゴーグルを無理やりポチにかける) タケシ:よし、完璧だ。これで、外の… 妻(声):タケシ!待ちなさい! タケシ:(ビクッ!) 妻(声):あんた、ポチの「肉球クリーム」を 塗り忘れてるでしょ! 凍傷になったらどうするの! あんただけぬくぬくして! タケシ:うっ…忘れてた!すみません、 隊長!すぐ塗ります! 【タケシ、片膝をつき、ポチの靴下を脱がせて、 極上の肉球クリームを丁寧に塗り始める。 ポチは大人しく待っているが、目が死んでいる】

外の試練と過剰な心配

タケシ:ポチ、風の向きが変わったぞ! そっちは危険だ!Uターンだ! ポチ:(ズンズン…雪を嗅ぎながら進む) タケシ:やめろ!雪に顔を突っ込むな! せっかくの**「バラクラバ」が湿気るだろ!… 「ポチ、口で息をするな!」 (ポチの口元に手のひらを当てようとする) ポチ:(ガブッ!タケシの手袋を軽く噛む) タケシ:痛っ!…って、違うだろ! ポチ、お前、さっきから一回も用を足してないぞ。 早くしろ。寒いんだ。 【タケシ、震えながら「早くしろオーラ」を出す。 ポチは雪だるまの周りをぐるぐる回り、 用を足す気配がない】 タケシ:…まさか、**極度の寒さで体内の機能が 停止しているのか!?**ヤバい、緊急事態だ! タケシ:ポチ!諦めるな!そうだ、俺が暖めてやる! 【タケシ、ポチを抱き上げ、ダウンの中に入れようとする】 ポチ:(キャンキャン!嫌がって飛び降りる) タケシ:なぜだ!俺のぬくもりを拒否するのか! 【ポチ、タケシの足元から少し離れたところで、 あっさりとおしっこをする】 タケシ:…**普通にできたんかい! どこまで俺を心配させれば気が済むんだ!

突然のハプニング

オジイ:おーっす!今日も寒いな! タケシ:(凍えながら)お、オジイサン、上着は!? オジイ:ワシは昔から裸でも平気なんだ! ハッハッハ!ゴールも元気いっぱいだ! 【ゴル、雪の中をダイナミックに走り回り、 雪に顔を突っ込んでいる】 タケシ:(自分のポチを見て)ポチよ、 あいつは一体…? ポチ:(ダラーン…ゴーグル越しにゴルを見つめ、 少し憧れの表情) タケシ:いかん!ポチに変な刺激を与えてしまった! 「お前は過保護だから着せられている」 とでも思われたら、ポチのプライドが! 【タケシ、慌ててポチの バラクラバとゴーグルを外す】 タケシ:ポチ!見ろ!お前は自由だ! お前もワイルドなんだ!走れ!…待てよ。 【タケシ、オジイのゴルに目をやる。 ゴルは走り回り、雪を蹴散らしている】 タケシ:あ…あの子…**雪を蹴った瞬間に、 四足とも靴下を履いてる! **しかも、肉球にはクリームがべったり! オジイ:ああ、これかい? 裸で元気なのはワシだけ。 ゴールデンは足が冷えるからね。 **「完全防寒&保湿」**だよ! タケシ:(愕然)えっ、おじいさん、 中身は超絶過保護!? オジイ:当然だろ!犬は寒がりなんだから! 若いモンは気合が足りん! 【オジイ、ゴルを抱き上げ、 ダウン(犬用)を着せて、 颯爽と去っていく】 タケシ:(自分のポチに向き直り)ポチ、 よかったな!俺たちの装備は間違ってなかった! ポチ:(ブルブル…) タケシ:なぜ震える?寒いのか?そうだ、 これだ!

究極の防寒と新たな試み

タケシ:ポチ、お前だけには風邪を引かせない! これが「主人による最終防衛ライン」だ! さあ、帰るぞ! 【タケシ、ダウンの中で温められたポチの感触に 満足しながら、ふと気づく】 タケシ:…ん?なんかポチの体 やけに温かいな。 カイロでも入ってるのか? 【ポチの頭がタケシの耳元に近寄る】 ポチ:(ハァー…暖かい息をタケシの耳に吹きかける) タケシ:ポチ!お前、まさか 俺をカイロ代わりに使ってないだろうな!? ポチ:(ヘヘヘ…幸せそうな顔でタケシの首元を舐める) タケシ:くそっ!俺は全身重装備なのに、 お前はダウンの中でくつろいで! この温度差は何だ いや、これも愛だ。俺の愛だ! 妻(声):タケシ!帰ってきたらすぐに ポチにココアを! タケシのは…知らん! タケシ:…分かってるよ、妻よ! 俺の存在価値は、ポチの防寒着係だ! 【タケシ、ガタガタ震えながらも、 ポチを抱いたまま、 凍える外の世界へ向かって一歩踏み出す】 タケシ:…よし、もう一周だ。
  • 更新日12/0812/0112/07集計