和服の時代帯止めは看板商品でした。
彫刻と無地の磨きが2大看板。
有名な和装の評論家が父(大倉勝)に黄金比に
カットするとモットいいと言ったことがあります。
父はそんなことはできない、珊瑚がもったいないといって
いたしませんでした。
でも自分なりの美学がありました。
珊瑚は今でも匁で取引されます。
無地の板は限界まで延ばしていくとだらっとして
格好のよい板になりません。
でも重くなります。
父はスパッと思い切ってカットしました。
黄金比ではありませんが、スパっとカットしても
大丈夫な原木を選んで木取りをしたと思います。
だらけていない気持ちのよい板の帯止めです。
大倉珊瑚店
大倉潮子