弊社、大倉珊瑚店は明治16年(1883年)土佐の高知にて創業いたしました。
大倉家は代々、土佐藩山内家の両替商を勤めておりました。
廃藩の後、初代である大倉音吉は高知で魚市場を経営していました。
その魚市場に珊瑚の原木が上がり、それを加工し、
大阪の大きな小間物問屋に卸したのがわが社の商売のはじめと聞いています。
珊瑚の加工の技術はまったくなくいちからですからどれだけ苦労したことでしょう。
なんといってもイタリアは紀元前からの歴史を持ちます。
黄色味の色を抜く技術を家一軒分の価格でイタリアから買いみんなに分けたそうです。
初代大倉音吉は堅実な商売人だったと思われますが、
2代目大倉勝はいろいろなことを試み、海外にも販路を広げたそうです。
相当早い時期にベンツも買っていました。木製だったそうです。
本人から聞きました。
本人の書いたデザイン画も残っていました。
残念ながら高知は戦災にあいすっかり焼けてしまい
資料は残っていません。
ただこうして残った私たちで仕事として
珊瑚商と天然石の商売を続けています。