高知の工房を訪れた際、
さまざまな個性や特性をもつ方々が働いていました。
足に不自由のある方は、
ご自身の体に合わせた車で通勤されていました。
高知はご存知のように「台風銀座」とも呼ばれるほど台風の多い地域ですが、
その日も傘がさせないほどの荒天。
そんな中、その方が周囲の仲間を車に乗せて
送っていました。
また、聴覚に特性のある方もいらっしゃいました。
その方は、私たちの工房における
彫刻技術の第一人者でもあります。
それぞれが自分の力を存分に発揮し、
確かな技術を身につけ、
たくさんの作品を生み出し活躍していました。
父はきっと、そうしていたのだと思います。