濃い赤
血赤珊瑚の色はその昔日本では和服全盛の時代あまり好まれていませんでした。
濃過ぎる、目立ちすぎる。
和服に帯止めとして用いるときは紬などの織ったものに、
本ボケは格の高い絹のきものに使いました。
先々代大倉勝は必ず濃い赤の時代が来ると確信していました。
ただ血という表現を嫌い血赤珊瑚の名は使いませんでした。
紅珊瑚といっていました。
しかし血赤珊瑚のほうがインパクトが強く
そちらのほうが市民権を得、
私どもも血赤珊瑚を使うことにいたしました。
同業者の中には今日の血赤珊瑚の隆盛は
大倉勝の功績が大であるといってくださる方もおります。
ピンク
ピンクの珊瑚は様々な産地があり。
どの産地で採取されていても、ほんの一握り
すばらしく美しいものがあります。
わたくしどもは全員このさまざまなピンクに
思い入れが深く大切にしています。
大倉珊瑚店
大倉潮子