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陶芸家:金本卓也さんの織部碗

公開日:2024/11/23 更新日:2024/11/23

抹茶碗の流れを持ちながら身近で使える器を

伝統的な織部を現代に合う器として制作する金本卓也さん。抹茶碗の良さを引出しながらも、現代の暮らしの中にイメージできる器として制作された大和織部碗について伺いました。

- 大和織部碗について

ー 大和織部碗という器について教えてください。 金本卓也:カップの形は作ったことがあるんですけど、カップに高台(カップの足部分)が付くっていうのは、あんまり作ったことがなくて。 ー 普段の器の作り方と違うところがあるということですか? 金本卓也:そうですね。高台の高さだったりとか。 抹茶も飲めるかなっていう感じまで高めていってるんです。持たないとわからないと思うんですけど、まん丸じゃないっていう感じなんです。ちょっと多少持ったときに(手に)馴染んでもらえるような作りにはしたつもりです。

抹茶茶碗から派生した碗

ー 抹茶碗に近い碗ということですね。 金本卓也:抹茶碗入りでいいと思うんです。でもこんな風にも使えますっていう感じですね。 その流れ(抹茶碗)で作ってるって言うのが意識にはあるんです。ところどころお抹茶をずっと意識した所ってあって。 だけど、もっとラフな感じに使ってもらいたいっていう感じですかね。

金本卓也さんの大和織部碗

抹茶茶碗というと作家の中でも制作に一番時間とセンスをかける器の1つです。高台や見込み、全体のバランスなど様々な箇所に意識して作り上げられていく抹茶茶碗。その抹茶茶碗の良い部分を切り取り碗に込めて制作された大和織部碗は、抹茶はもちろん、ご飯茶碗として、カフェオレボウルとしても使えます。そして使い終わったら碗を少し眺めて、器を鑑賞するのも楽しみの1つです。
更新日07/19(07/12〜07/18集計)