現在ご利用いただけません

「お知らせ」とは

茶器・茶道具などの古物の秀逸に品物をそろえています。





    

むくげ


        七夕詩  中唐・趙璜

     烏鵲橋頭双扇開 烏鵲(うじゃく)橋頭 双扇 開き
     年年一度過河来 年年一度 河を過(よぎ)りて来たる
     莫嫌天上稀相見 嫌(いと)う莫(な)かれ 天上稀に相見ゆるを
     猶勝人間去不回 猶(な)お勝る 人間去りて回(かえ)らざるに

     鵲(かささぎ)の橋の開門を待って、
     一年に一度 天の川を渡って逢う。
     たびたび逢えぬことを嘆いて下さるな、
     人間世界では一度別れたならば二度と会えないのだから。

      烏鵲 カササギ。
      橋頭 橋のほとり。
      猶勝 なお〜より勝っている。

      趙璜(804〜863)
      中唐の詩人。
      開成年間(836〜840)の進士。
      を引いた。

     万葉歌人の大伴家持に「かささぎの渡せる橋に置く霜の
     白きを見れば夜ぞ更けにける」と詠む歌がある。
     これは織女と牽牛の逢瀬の際、鵲が群集して天の川に架橋して
     両者を渡したという中国の伝承を和歌に詠い込んだものである。
     中国における鵲は「喜鵲(きじゃく)」とも呼ばれ、
     「鵲鳴くのは待ち人来たる」という俗信とともに瑞鳥として
     広く知られている。