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モノつくりに大変化!
五月の連休に入りまして、のんびりとできるのかなと思っていす。材料関係の社長が集金にきましても浮かない顔しているのです。姿はスマートになっているので健康に気を使っているんですね。とお話をしましたら違うのです。材料が手に入らないのです。ですから家族だけの仕事で済むのですと。筆造りの材料も同じような環境です。筆は中国からの材料が入りにくくなり、年齢の高齢化による職人のだれだれさんが今年で廃業だそうです。まだ早いんだけどという人もです。段々と伝統的な筆造りができなくなってきている。何か変動が始まるような気がしてきています。
先日、知り合いの書道の先生から突然電話がかかってきました。いつも継続して長く使用している筆が廃盤になってできなくなったのです。熊野町は筆の産地ですから聞きたいのですが似たような筆を造っていませんかとのお話でした。
筆を楽しく使用するためにお手伝いすることがありましたら、気軽にお話しください。よろしくお願いします。
筆の店kenzee 向久保健蔵
熊野筆は熊野町で造られています。
私は熊野町で育ち、初代筆師広徳から筆作りを学び熊野筆の製造をして、今日に至っています。昭和59年1月「THE筆」日貿出版、平成27年3月「正倉院宝物特別調査・毛材質調査報告書・正倉院紀要第37号」、令和3年「正倉院宝物特別調査・筆調査報告・正倉院紀要第43号」正倉院の宝物筆の調査
筆の店kenzee 筆匠二代 広徳 向久保健蔵
○ kenzee おススメ筆
5月の特選筆 作品向きの筆 イタチ毛の筆
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最近、天然の動物の材料が筆の里にも入ってこなくなってきています。値段も上昇してきています。天然の毛皮の需要が下火で手に入らないことも原因です。こんなこと初めてです。イタチ毛の尾も同様です。これは古い材料を使用しています。限定品です。
用 途:作品用
鋒寸法:内径約11x56mm
軸寸法:塗軸外径約13x軸全長約225mm
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○ 筆匠健蔵
5月の特選筆 作品向き用 宿浄純羊毛筆
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最近の山羊で造る羊毛筆は細微な毛の筆が好まれますので1年未満の山羊の毛使用していますが宿浄純羊毛筆は農家で数年飼われた山羊の毛を使用しています。こうした羊毛の筆は天然のコシの弾力とまとまりが魅力です。限定品です。
用途 : 作品用
鋒寸法:内径約10x60mm
軸寸法:斑紋軸外径約12x全長約250mm
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○ THE 筆
5月の筆 創作品用 純羊毛筆!
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創作を書くに毛の持っている自然の持ち味だけが特徴です。細光峰羊毛は1本1本、素直な毛を選んでいる。曲がり毛、途中細くなる毛、枝毛とこれらを取り除きます。選び抜かれた毛ばかりです。
用途:創作品用
鋒寸法:内径約4x40mm
軸寸法:斑紋竹軸外形約6x全長軸約220mm
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